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更新日付:2024年4月25日 / ページ番号:C055580

身近なホオジロ(5月の自然庭園では) ~みぬま見聞館トピックス~

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このページではみぬま見聞館(大宮南部浄化センター)のトピックスを紹介をします。

身近なホオジロ(5月に自然庭園で観察できる動植物について)

 4月24日17時45分ころに、City FM さいたま REDS WAVE 「イブニングパス」番組内のさいたまトピックスで放送された内容について、以下に掲載します。

 新緑が映える季節になりました。今月は身近な野鳥の「ホオジロ」について紹介させて頂きます。

「ホオジロ」はスズメ目ホオジロ科ホオジロ属に分類され、全長17センチメートル程でスズメよりひとまわり大きい鳥です。日本全国に広く分布していて、街中で見かけることも多い鳥です。名前の由来も頬が白いことから「頬白」(ホオジロ)と和名がついたとされています。
 鳥や動物の鳴き方を人の言葉に置き換えることを「聞きなし」と言い、例えば犬の鳴き声を「ワンワン」と「聞きなし」ますが、「ホオジロ」の鳴き声は「一筆啓上仕候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)や「源平つつじ白つづじ」(げんぺいつつじしろつつじ)などで知られています。

 さて自然庭園には「ホオジロ」によく似た鳥で「カシラダカ」という鳥もよく見かけます。姿や大きさもよく似ているのですが、お腹の色で簡単に見分けることができます。「ホオジロ」は、お腹の色が「茶色」「カシラダカ」は「白」です。特長を掴んでいると容易に見分けることが出来ます。

「ホオジロ」は4~7月頃に繫殖期を迎え、低木の枝などに枯草を組んで椀状の巣を作り、3~5個の卵を産み、抱卵期間が約11日で孵化し、その後さらに11日程で巣立ちをしますが、1ヶ月程は親からエサを分けてもらうようです。

 さてみなさんは「カッコウ」という鳥をご存じですか。「カッコウ」は他の鳥の巣に卵を産んで、卵と誕生したヒナの世話を他の鳥に託す「托卵」をすることで有名な鳥です。このカッコウの托卵をされることが多いのが「ホオジロ」です。ただ最近の調査では「ホオジロ」が自分の卵と「カッコウ」の卵を見分ける能力が高まってきたようで、「カッコウ」も他の鳥に托卵しつつあるといった報告もあるようです。自分の子を守るためにいろいろな進化があるようです。

「ホオジロ」はその他にも自分の子を守るため、天敵が巣に近づいた時に翼がおれたように見せかけて天敵の気を巣からそらせようとする「擬傷行動」ということも行います。

 自然庭園には年間を通して、たくさんの野鳥と出会うことが出来ます。新緑が芽吹き、鳥たちを見つけるのも一苦労ですが、その姿をとらえたときは感動的です。そんな自然庭園でバードウオッチングなど楽しんでみてはいかがでしょうか。皆さんのお越しをお待ちしています。

アオサギ

ホオジロ

お腹が茶色

ヒガンバナ(拡大)

カシラダカ

お腹が白色

エゴノキ

エゴノキ

白い花を長く楽しめます

ボケ

ボケ

ウグイス

ウグイス

鳴き声で知られる鳥

コデマリ

コデマリ

カワセミ
カワセミ
巣作りが観察できることも…

アオサギ
アオサギ
自然庭園や芝川でよく見かけます
ニリンソウ
ニリンソウ
 
メジロ
メジロ
 

お知らせ

みぬま見聞館のご利用にあたりましては、基本的な感染対策など以下のとおりとしていますので、ご参考ください。
※ご利用にあたっては、関連ダウンロードファイルもしくは下記リンク「みぬま見聞館をご利用いただく方へ、感染対策について」をご覧ください。
みぬま見聞館をご利用いただく方へ、感染対策について」(PDF形式64キロバイト)

「ヤゴの救出大作戦」について
みぬま見聞館では、市内の小・中学校の掃除前のプールからトンボの幼虫・ヤゴを救出する「ヤゴの救出大作戦」を毎年実施しています。小・中学校のプールはトンボにとって貴重な水辺です。そのため多くの小・中学校のプールではたくさんのヤゴが生育しています。プール掃除をするまでに成虫になれないヤゴも多くいますので、みぬま見聞館では小・中学校と協力し、毎年数千匹のヤゴを救出して、みぬま見聞館の自然庭園などに放します。また、このヤゴの救出に「出前講座」の内容を併せて実施し、普段は職員でする作業を子どもたちと一緒にヤゴを救出し、その生態や生物多様性について学習するといった取り組みも行っています。この時期、ヤゴや成虫になったトンボを見ることができますので、みぬま見聞館を訪れてみてください。

「みぬま見聞館だより」の発行
令和6年3月1日に「みぬま見聞館だより第71号」を発行しました!
第71号では、「アカハライモリのオスの色が変わった!」、「ダイサギが7羽集合」、「5月22日は国際生物多様性の日です」のほか、保育園で開催した出前講座、みぬま見聞館主催の「秋の自然観察・環境学習会」、「大人のための野鳥観察会」の様子、未来くるワーク体験や団体見学の様子などの記事を掲載しています。ぜひご覧ください。

「いきもの、みっけた!」写真展を開催しています!
さいたま市内でみつけた身近な生き物の写真を募集し、応募していただいた作品をみぬま見聞館で開催する「いきもの、みっけた!写真展」で展示しています!
みぬま見聞館の1階ロビーに身近な生きものたちのいきいきとした姿を切り取った素敵な作品が飾られていますので、ぜひご覧ください。
なお、今年度の応募作品の中から選出された作品は、来年度発行(予定)「みぬま見聞館だより」の表紙に掲載します!
「いきもの、みっけた!写真展」、ぜひご覧になってください。

皆様のお越しをお待ちしています。

リサイクル肥料(イデオユーキ)の販売案内
大宮南部浄化センターでは、し尿処理の汚泥から生産された肥料の販売を行っております。
令和4年1月4日火曜日からこれまでの事前予約による販売に加え、当日申込み・引渡しで肥料をご購入いただけるようになりました。
詳しくは下記の「肥料の販売案内2.当日申込み・引渡し」をご覧ください。予約販売については従前のとおりで変更ありません。

肥料の販売案内2.当日申込み・引渡し
対象者 市民全般
申込方法等 窓口で申込み後、引渡し
申込み・引渡し日時

午前9時から午後4時まで(平日のみ実施、土日祝日、年末年始を除く)

販売価格等

お一人様一日1回のみ1袋 (1袋10kg 100円で販売)

お釣りのないようお願いします

その他

一日20袋限定

予約分引渡しと同日の当日申込み・引渡しはできません(引渡した世帯全員)

引渡場所 大宮南部浄化センター
お問合せ TEL:048-646-6030 FAX:048-646-6033

みぬま見聞館は入館料無料、年末年始と毎月第4土曜日(令和6年5月は25日)以外は午前9時から午後5時まで開館しています。

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環境局/施設部/大宮南部浄化センター 
電話番号:048-646-6030 ファックス:048-646-6033

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