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更新日付:2024年3月4日 / ページ番号:C055580

「ゴイサギ」と「ホシゴイ」は・・・(3月の自然庭園では) ~みぬま見聞館トピックス~

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このページではみぬま見聞館(大宮南部浄化センター)のトピックスを紹介をします。

「ゴイサギ」と「ホシゴイ」は・・・(3月に自然庭園で観察できる動植物について)

日差しが暖かくなり、新緑も待ち遠しい季節になりました。
今月は、昼間だと首が無いように見える不思議な感じのサギの仲間「ゴイサギ」を紹介させていただきます。

「ゴイサギ」はペリカン目サギ科に分類され、サギの中では中型ですが、それでも体長60センチメートル程の大きさがあり、中々の迫力があります。外見も目を引き、ずんぐりとしたボディはペンギンに似ているかもしれません。そして、頭から背中は青みがかった黒色で羽はグレー、赤い目を持ち、後頭部には長めの冠羽があります。
さらにこの「ゴイサギ」は、幼鳥も他のサギとは違い、ボディのカタチこそ親鳥に似ていますが、カラダは灰色がかった褐色に白っぽい斑点が全身にあり、親鳥とは違う鳥かと思うほどで、別名「ホシゴイ」と言われています。

みぬま見聞館付近で見られるコサギやダイサギなど「シラサギ」の仲間や「アオサギ」は昼間に見かけることが多いかと思いますが、「ゴイサギ」は夜行性で、昼間は身を隠して体を休めているので、あまり見かけてないような気がします。
夜空を飛ぶときに「クワークワー」と鳴くため、「夜烏(ヨガラス)」と呼ばれることもあるそうです。

「ゴイサギ」の名前の由来は、平家物語に出てくる逸話によるようで、醍醐天皇が庭にいたサギを家来に捕まえるよう命じた際に、大人しく捕まった様子に感心し、「五位」の位を授けたことからとされています。「五位」は、宮中に参内できるほど、けっこうエライくらいのようなので、驚きます。

今年もみぬま見聞館の自然庭園や敷地の脇を流れる芝川では、たくさんの野鳥が見られます。
先日みぬま見聞館主催の野鳥観察会が開催され、多くの方にご参加いただきましたが、2時間ほどの観察でゴイサギはもちろん、カワセミやタシギ、ダイサギやアオサギなど20種類以上の野鳥に出会うことができました。

みぬま見聞館付近では、埼玉県のレッドデータブックでは準絶滅危惧種とされているオオバンが多い日には50~80羽ほど集まり賑やかな鳴き声を響かせているほか、例年になくダイサギやアオサギ、そしてゴイサギなどサギ類が多く見受けられます。サギ類は自然庭園にも、ときどき顔を見せることもあります。

そんな野鳥たちの観察や、サンシュユやボケ、早咲きのサクラも咲き始めるであろう自然庭園で一足早い春を感じに、来てみませんか。
皆様のお越しをお待ちしています。

ホオジロ

ゴイサギ

ペンギンに似ています!?

ヒガンバナ(拡大)

ホシゴイ

親鳥とはかなり違う模様ですね

ゴイサギの昼寝

昼間のよくあるゴイサギの様子

夜行性なので隠れて寝たり、ボーっとしています

放流口の様子

自然庭園脇の芝川の様子

ここ何年もオオバンがたくさん集まります

アオサギとオオバン

アオサギとオオバン

今年はオオバンとサギ類、カワウが多く見られます

コサギとダイサギ

コサギとダイサギ

名前の通り、大きさの違いがわかります

ダイサギ
ダイサギ
羽根を広げて飛ぶ姿は迫力があります

ホオジロ
ホオジロ
自然庭園や芝川でよく見かけます
コゲラ
コゲラ
小さなキツツキが必死に木をつついています
キジ
キジのオス
鮮やかな色彩の国鳥はやはり目を引きます

お知らせ

みぬま見聞館のご利用にあたりましては、基本的な感染対策など以下のとおりとしていますので、ご参考ください。
※ご利用にあたっては、関連ダウンロードファイルもしくは下記リンク「みぬま見聞館をご利用いただく方へ、感染対策について」をご覧ください。
みぬま見聞館をご利用いただく方へ、感染対策について」(PDF形式64キロバイト)

「みぬま見聞館だより」の発行
令和6年3月1日に「みぬま見聞館だより第71号」を発行しました!
第71号では、「アカハライモリのオスの色が変わった!」、「ダイサギが7羽集合」、「5月22日は国際生物多様性の日です」のほか、保育園で開催した出前講座、みぬま見聞館主催の「秋の自然観察・環境学習会」、「大人のための野鳥観察会」の様子、未来くるワーク体験や団体見学の様子などの記事を掲載しています。ぜひご覧ください。

「いきもの、みっけた!」写真展を開催しています!
さいたま市内でみつけた身近な生き物の写真を募集し、応募していただいた作品をみぬま見聞館で開催する「いきもの、みっけた!写真展」で展示しています!
みぬま見聞館の1階ロビーに身近な生きものたちのいきいきとした姿を切り取った素敵な作品が飾られていますので、ぜひご覧ください。
なお、今年度の応募作品の中から選出された作品は、来年度発行(予定)「みぬま見聞館だより」の表紙に掲載します!
「いきもの、みっけた!写真展」、ぜひご覧になってください。

皆様のお越しをお待ちしています。

リサイクル肥料(イデオユーキ)の販売案内
大宮南部浄化センターでは、し尿処理の汚泥から生産された肥料の販売を行っております。
令和4年1月4日火曜日からこれまでの事前予約による販売に加え、当日申込み・引渡しで肥料をご購入いただけるようになりました。
詳しくは下記の「肥料の販売案内2.当日申込み・引渡し」をご覧ください。予約販売については従前のとおりで変更ありません。

肥料の販売案内2.当日申込み・引渡し
対象者 市民全般
申込方法等 窓口で申込み後、引渡し
申込み・引渡し日時

午前9時から午後4時まで(平日のみ実施、土日祝日、年末年始を除く)

販売価格等

お一人様一日1回のみ1袋 (1袋10kg 100円で販売)

お釣りのないようお願いします

その他

一日20袋限定

予約分引渡しと同日の当日申込み・引渡しはできません(引渡した世帯全員)

引渡場所 大宮南部浄化センター
お問合せ TEL:048-646-6030 FAX:048-646-6033

みぬま見聞館は入館料無料、年末年始と毎月第4土曜日(令和6年3月は23日)以外は午前9時から午後5時まで開館しています。

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この記事についてのお問い合わせ

環境局/施設部/大宮南部浄化センター 
電話番号:048-646-6030 ファックス:048-646-6033

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