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更新日付:2024年4月4日 / ページ番号:C001230

鴻沼(こうぬま)資料館の成り立ち

鴻沼一帯は低湿地だったため、上流から流入する水や、台風などの出水等で、たびたび稲作に被害を受けてきました。そこで、昭和31年(1956)近隣の人々が集まって鴻沼排水関係二ヶ土地改良区連合(以下組合)を結成し、排水路の改修や、下流部の田島地内に鴻沼排水機場の設置を行いました。
組合は、この地域の開発の歴史を後世に残すため、地域住民から寄贈された農具等の民俗資料の展示を中心として、この資料館を設置しました。平成4年に組合は事業完遂により解散しましたが、資料館は、その後を受けた清算法人鴻沼排水関係二ヶ土地改良区連合から浦和市に寄贈され、平成7年7月からは、浦和市立郷土博物館(現・さいたま市立浦和博物館)の分館として公開されてきました。
平成13年5月、さいたま市の誕生とともに、浦和くらしの博物館民家園の分館となり、平成23年4月からは、さいたま市立博物館の分館として現在に至っています。

展示風景資料展示の様子

鴻沼

現在では「高沼」と表記しているものが多いのですが、もともとは「鴻沼」と書きました。
「鴻沼」は、江戸時代に現在の中央区下落合から南区鹿手袋にかけてあった南北に細長い沼で、沼の周辺17ヶ村の農業用の溜井として利用されていました。
その後、江戸時代中頃の享保年間に井沢弥惣兵衛為永によって、沼の中央部に排水路が開削され、同時に現在の大宮区北袋の見沼代用水西縁から引水し、今までの鴻沼の水に代わる用水として「鴻沼用水」という名称で、以降 270年にわたり近隣の水田を潤すことになりました。この「鴻沼用水」はまさに、市内東部にある「見沼代用水」のミニチュア版とも言えます。

鴻沼用水

鴻沼用水は、下落合から鴻沼低地をはさんで東縁と西縁に分かれて南下する水路で、その水は周辺の水田に利用されました。井沢弥惣兵衛為永が享保13年(1728)に利根川から引いた見沼代用水西縁から分水し、新都心駅南側の高台橋で中山道をくぐり、この地域に開発された新田と、下流部の新田を潤す重要な用水でした。現在ではその役割を終えています。

利用案内

開館時間

9時から12時

休館日

  • 月曜日・木曜日(休日を除く)
  • 休日の翌日(土曜日・日曜日・休日・休館日を除く)
  • 年末年始(12月28日から1月4日)
    ※休館日は変更することがあります。年間カレンダーは下記をご覧ください。

入館料

無料

交通案内

  • JR武蔵野線西浦和駅下車、徒歩約12分
  • JR埼京線中浦和駅下車、徒歩約12分
  • JR京浜東北線浦和駅から、国際興業バス「中浦和・西堀経由桜区役所」行き『西堀』下車すぐ

所在地

〒338-0832 さいたま市桜区西堀4-1-4

連絡先

電話番号 048-878-5025(浦和くらしの博物館民家園)

鴻沼資料館クイズ

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鴻沼資料館を見学して、クイズにチャレンジしてみよう!

鴻沼資料館クイズ(PDF形式 863キロバイト)

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この記事についてのお問い合わせ

教育委員会事務局/生涯学習部/博物館/浦和くらしの博物館民家園 
電話番号:048-878-5025 ファックス:048-878-5028

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