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大宮駅の北側に位置し、大宮区の東西を結ぶ「大栄橋」。橋が架けられるまでは踏切がありましたが、経済の発展に伴い、大宮駅を通過する列車の本数が多くなったことから、踏切の遮断時間が長い、いわゆる「開かずの踏切」となっていました。さらに1950年には、踏切前後の街路が拡張されて交通量が増えたことで、「踏切が大宮の東西を二分しており、不便」という声が多くなりました。
この橋は、踏切が抱えていた問題を解消するために建設され、1961年8月に完成。その後、60年以上にも渡り、市民の生活を支えています。
橋の名称は、1,100点余りの応募の中から「大栄橋」に決定されました。「大栄橋」の名称には、「大宮が大きく栄えるようになって欲しい」との願いが込められています。
橋から辺りを眺めると、南には大宮駅、北には車両センターの工場があり、時折、点検や修理を受ける列車の出入りする様子が見られます。また、西には新幹線やニューシャトルが走り、橋の下には多くの鉄道が行き交うなど、大宮が「鉄道のまち」として発展してきた歴史を象徴する風景に出会えます。
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