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更新日付:2017年6月23日 / ページ番号:C022461

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食品を食べる害虫『ノシメマダラメイガ』

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ノシメマダラメイガは、蛾(ガ)の一種で、日本国内に広く分布しています。
幼虫のかじる力は強く、食品の包装材に穴をあけて侵入し、穀類や豆類のほか、菓子などさまざまな食品を食べます。幼虫は、糸を吐いて食品をつなぎ合わせて巣を作ります。また、やや赤褐色で粒状の糞をします。
成虫は寿命が一週間程度で、えさの周辺に卵を産みつけますが、食品を食べることはありません。
関東付近では、春から秋にかけて活動が活発になり、冬は幼虫で越冬します。

ノシメマダラメイガの幼虫が吐いた糸でおおわれた大豆の写真
幼虫が吐いた糸でおおわれた大豆

予防のポイント

  • 食品は、プラスチックや金属製などのしっかりした密閉容器に保管すると、幼虫の侵入と成虫による産卵を防ぐことができます。
  • 食品の保管場所は、定期的に清掃して清潔に保ちましょう。

ノシメマダラメイガの写真

幼虫(米を食べる様子)

米を食べるノシメマダラメイガの幼虫

体長:成長すると10ミリメートル前後
体色:頭部は黄褐色、体は淡黄白色

さなぎ

ノシメマダラメイガさなぎの写真

体長:7ミリメートル前後
体色:黄褐色

成虫

ノシメマダラメイガ成虫の写真

体長:羽を広げた長さ13から16ミリメートル
体色:羽の前半が淡黄色、後半が赤褐色

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電話番号:048-840-2260 ファックス:048-840-2267

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