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更新日付:2014年12月17日 / ページ番号:C039256

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石けんと洗剤の科学

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皆さんのご家庭に必ずあると思われる石けんや洗剤ですが、石けんや洗剤を使うとなぜ汚れがよく落ちるのでしょうか?その秘密は界面活性剤という物質にあります。

界面活性剤とは

界面活性剤は、物質の境界に作用してその性質を変える物質で、石けんや洗剤が汚れを落とすための主成分です。石けんや台所用合成洗剤、洗濯用合成洗剤、ボディソープ、シャンプーなど、すべての洗剤に含まれています。その化学構造に親水基(水になじみやすい部分)と親油基(油になじみやすい部分)があり、その構造によって油汚れなどを落とすことができます。

界面活性剤の構造
界面活性剤の構造

汚れが落ちるしくみ

乾いた物の上に水をたらしたときなどに、水が丸い粒(水滴)になっているのを見たことはありますか?水の粒が丸くなるのは、水の分子がお互いに引っ張り合う、「表面張力」という力が働いているからです。界面活性剤が作用すると、この表面張力が弱まり、水が物に浸み込みやすくなります。
界面活性剤の働きで水が浸み込みやすくなる

食事をした後の食器や、汗などで汚れた服は、水洗いだけではなかなかきれいになりません。このような汚れの主な原因は油によるものです。水と油は通常分離してしまいますが、界面活性剤が作用すると両者が混ざるようになり洗い流すことができます。

界面活性剤が油汚れにくっついて、油汚れを包み込んで水の方に運ぶので汚れが取れる。

これらの作用が総合的に働いて、身体や食器、洗濯物の汚れを落とすことができます。

石けんについて 

石けんは、油脂に水酸化ナトリウムなどのアルカリを混ぜ合わせ加水分解したもので、この反応をけん化といいます。この過程でできた脂肪酸塩という物質が界面活性剤です。家庭から出る廃油と水酸化ナトリウムと水を混ぜ合わせることでできるので、リサイクルや環境保全の一環として、家庭でも作ることができますが、慎重な取り扱いが必要な水酸化ナトリウムを使用するため、注意が必要です。(※水酸化ナトリウムは劇物に指定されています。)

材料
石けんの材料
固まった石けん
手作りした石けん

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保健福祉局/健康科学研究センター/環境科学課 水質係
電話番号:048-840-2266 ファックス:048-840-2267

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