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更新日付:2022年7月12日 / ページ番号:C022726

大宮二十景を訪ねてみませんか

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大宮二十景は、区民同士の交流や大宮区の魅力発見をテーマに大宮区区民会議の企画・提案、大宮区との協働プロジェクトにより市民からの1,000通を超える応募の中から平成18年12月に決定しました。
皆さん、二十景を訪ね、大宮の新しい魅力を発見してみてはいかがでしょうか。
文化財などを見学する際は、マナーを守り、所有者や管理者、近所の方の迷惑とならないように注意しましょう。

大宮二十景の紹介

No. 大宮二十景 各スポットの解説

1

大宮公園

憩いの空間、大宮公園

大宮公園は、かつて氷川神社の境内でした。

明治18年に大宮駅が開設された後、大宮の人達はまちの発展のために、東京から多くの人が大宮へ遊びに来るようにと県にお願いし、魅力的な大宮公園ができました。

この大宮公園には、ソメイヨシノをはじめ約1,000本の桜があり、「日本さくら名所100選」にも選ばれている人気スポットとなっています。

また、森鴎外や寺田寅彦など、多くの文人も来遊しており、公園内の旅館に滞在していた正岡子規が夏目漱石を呼び寄せた様子が、子規の随筆「墨汁一滴」に描かれています。

2

氷川神社

悠久の神域、氷川神社

創建から2000年以上の歴史を持つといわれる武蔵一宮氷川神社は、東京都・埼玉県を中心に約200社ある氷川神社の本社で、「大宮」という地名は氷川神社を「大いなる宮居」と崇めたことに由来しています。

本殿には、三柱の神々(須佐之男命、稲田姫命、大己貴命)が祀られています。

毎年、全国有数の初詣客数を誇るとともに、明治天皇の御親祭以降、勅使が参向し荘重典雅に行われる八月の「例大祭」、十日市とも呼ばれる酉の市が立ち、手締めの音が鳴り響く十二月の「大湯祭」など多くの祭礼が執り行われ、年間を通して大変賑わいます。

3

氷川参道

緑のトンネル氷川参道

氷川参道は、一の鳥居から三の鳥居までの約2キロメートルの並木道です。

一の鳥居ひろば、山丸公園、平成ひろば、天満神社、竹林のある氷川の杜文化館を過ぎると、まもなく氷川神社です。

参道の両側にはケヤキ、クスノキ、エノキ、スダジイなど30種以上、約700本の樹木が植えられ、このうち巨樹20本が市の天然記念物に指定されています。

また、一の鳥居の手前に「是より十八丁」という標識が建っています。

参道を、一丁、二丁と「丁石」を見つけながら、また巨樹を探しながら散歩するのも楽しいものです。

4

はなみずきの並木道

心なごむ、はなみずきの並木道

はなみずきの並木道は、大宮公園と大宮第二公園を結んでいる長さ300メートルほどの小径(こみち)です。

正式名称は「公園連絡通路」ですが、年々人気が高まり、いつとはなしに「はなみずき通り」と呼ばれるようになりました。

4月末ごろからピンクと白の花が咲き始め、5月にかけて素晴らしい「花のトンネル」になります。

はなみずきの花言葉は「私の思いを受けてください」です。

花の時期だけでなく、夏、秋、そして冬もなかなかロマンチックな並木道です。

5

見沼の流れと万葉の小径

見沼の流れと万葉の小径(こみち)、桜並木

見沼代用水は、江戸時代に徳川八代将軍吉宗の命令で井沢弥惣兵衛為永によって作られた用水路です。

見沼代用水は、2本の水路(東縁と西縁)がありますが、西縁は、大宮区内を約4キロメートルにわたり流れていて、流れに沿って万葉集に詠まれた木々を集めた「万葉の並木道」が整備されています。

市営大宮球場から大宮第二公園脇を通り、大宮工房館あたりまでは、緑豊かで、春には桜並木が用水にかぶさるように咲き誇り、隠れたお花見スポットとして親しまれています。

6 ひょうたん池

芝川と緑に包まれたひょうたん池

大宮第二公園内にある芝川第七調整池は、その形から「ひょうたん池」の愛称で親しまれています。

この辺りは、もともと見沼田圃が広がっており、芝川はその中央部を流れています。

芝川周辺は広々としているので、サイクリングやウォーキングに向いています。

大宮第二公園の東側周辺の風景は抜群で、南に向かって左手に芝川、右手にひょうたん池、柳の木もたくさんあって緑がいっぱいです。

また、はるか遠くには新都心のビル群も見え、見沼の自然と近代的な建物が調和した新しい大宮の眺望が楽しめます。

7 第3公園

風爽やかな緑の広場、大宮第三公園

大宮第三公園は見沼田圃の自然と景観を生かし、木や草の「緑」、沼や流れの「水」、大地の「土」、太陽の「光」をテーマにした緑豊かな公園として、平成13年に開園しました。

大宮公園、大宮第二公園から続く広さは67.8ヘクタールもあり、さいたまスーパーアリーナのおよそ16個分という広大な公園群となっています。

園内には、見沼の原風景を再現した「みぬまの広場」、「みぬまの沼」、「みぬまの森」、「野鳥観察小屋」などがあり、「子どもと遊ぶのに良い」など、区民の憩いの場所として人気があります。

8 景元寺

謙信の伝説を伝える景元寺

景元寺は、天台宗のお寺で、見沼代用水西縁そばの高台にあり、境内には、市の天然記念物に指定されているシイの木が2本あります。

アニメ作品に出てくる「トトロの木」を思わせるような立派なスダジイは、幹周りが4メートル以上、高さが約18メートルの大木で、景元寺は別名「シイノキ寺」と呼ばれています。

言い伝えによると、上杉謙信が関東に出陣した際、このシイの木の下で雨宿りしたそうです。

その後、謙信の家臣長尾景元がここに陣屋を構え、やがて寺になった折に、景元の名前を取って景元寺としたそうです。

9 中山道ケヤキ並木

中山道ケヤキ並木からほこすぎ橋へ

北袋町1丁目を南北に走る中山道は、400メートルほど続くケヤキ並木で、1967年の埼玉国体の時に植えられました。

このケヤキ並木は、中山道とさいたまスーパーアリーナを結ぶ「ほこすぎ橋」あたりまで続いていて、四季を通じて自然の素晴らしさを語りかけてくれます。

車で帰ってきたとき、このケヤキ並木に迎えられると、ドライバーは「ああ、もうすぐ我が家だ」と安心するそうです。

また、さいたま新都心駅の駅前広場から、白い「ほこすぎ橋」を眺めることができます。

10 大栄橋と鉄道のある風景

大栄橋と鉄道のある風景

「大宮が大きく栄えるようになって欲しい」と願いを込めて名付けられた大栄橋

大宮区の東西を結ぶ交通の要衝です。

橋の下を列車や電車が、また橋の脇を新幹線やニューシャトルが走りすぎていきます。

また、新幹線高架下にはJR東日本大宮総合車両センターがあり、点検や修理で入線した珍しい車両が時折見られます。

ここには、世代を超えて楽しめる鉄道の風景が広がり、大宮が「鉄道のまち」として発展してきた歴史を実感することができます。

まさに「屋根のない鉄道博物館」と言えるでしょう。

11 大宮駅と周辺の賑わい

大宮駅と周辺の賑わい

大宮区の東西を結ぶ「大宮駅東西連絡通路」は、大宮区民はもとより、さいたま市民にとって重要な東西連絡路です。

連絡通路では、早朝の1番電車から深夜の最終電車まで、大勢の人が行き交う大宮駅らしい風景が繰り広げられています。

また、通路の中央には、「まめの木」の愛称で親しまれている螺旋状の構造物が天井目指して伸びており、その周辺は人々の待ち合わせの場所となっています。

東口には、一番街やウエストサイドストリートを始めとする活気ある横丁や商店街など、賑わいの風景が広がっています。

是非、活気ある大宮のまちを楽しんでください。

12 ニューシャトルとJACK大宮

ニューシャトルがぐるりと巡るJACK大宮

かわいい小さな車両のニューシャトルが、JACK大宮という建物を巡っている風景は「これこそ大宮」という風景です。

JACK大宮は、プラネタリウムやオフィスなどで構成される情報文化のビジネス拠点として、1987年にオープンし、JACKとは、船首につける国籍を示す旗という意味があることから、情報化社会へ船出する旗印ということであり、童話「ジャックと豆の木」の連想で天に伸びゆくイメージもあります。

南側の丸みを帯びたプラネタリウムのある宇宙劇場の周囲を、やや角度を上げながら大栄橋の方へゆっくり昇っていくニューシャトルの姿は、宮沢賢治の童話に出てくる銀河鉄道を彷彿させます。

13 デッキで結ぶソニックシティ、鐘塚公園、そしてビル群

デッキで結ぶソニックシティ、鐘塚公園、そしてビル群

大宮駅西口周辺には、庚申神社や国鉄の官舎などがありましたが、大規模な市街地開発事業が進められ、ソニックシティや鐘塚公園になりました。

また、昭和57年の東北新幹線開業に伴う大宮駅の改造によって、当時としては日本一長いデッキが建設され、大宮駅西口と周辺のビル群が結ばれました。

鐘塚公園から見上げるソニックシティの風景は大宮の象徴の一つで、紺碧の空に向って伸びる白いビルや夕焼けを反射させた真っ赤なビルなど、季節や時間ごとに表情を変え、見ていて飽きさせない風景です。

14 さくら並木通り

そぞろ歩きに恰好のさくら並木通り

さくら並木通りは、シーノ大宮の北側から三橋小学校の手前までの約1キロメートルの通りです。

住宅街にあり、一方通行なので車の往来も少なく、大変静かな通りとなっています。

歩道もセンス良く整備されているので、そぞろ歩きに恰好の通りといえます。

端から端まで何本の桜があるか、数えながら歩くのも良いでしょう。

桜の満開時はピンクの空が続く素晴らしい風景で、花びらが散る時も感動的な道になります。

15 切敷川(鴻沼川)を彩る橋、花々、カモたち

切敷川(鴻沼川)を彩る橋、花々、カモたち

切敷川(鴻沼川) は水源のある北区から始まり、大宮区の西部を南下し、中央区へと流れています。

川に沿った道が少ないので、川の流れを横から見る風景にはあまり出会えませんが、区内には、風景を引き立たせる30の橋があります。

学橋、普門橋、不惑橋、見返り橋、日の出橋、富士見橋、氷川橋、栄橋など、名の由来が興味深い橋が数多くあります。

切敷川の風景は、タンポポなどが咲く花の季節、流れの両側に続く緑が鮮やかに輝く季節など、どれもお勧めです。

カモやシラサギといったかわいらしい鳥たちも水遊びにやって来ます。

16 普門院

歴史と天然記念物がいっぱいの普門院

その昔、室町時代の高僧月江正文和尚に帰依した、このあたりの領主金子駿河守大成公が、自分の屋敷をお寺にしたのが普門院のはじまりと言われています。

本堂左手の墓地には、江戸時代に大成領主だった旗本小栗忠政一族のお墓や、世界で最初に実用的胃カメラを考案した宇治達郎博士のお墓などがあり、歴史や文化を感じさせるスポットとなっています。

また、本堂前のキャラ、客殿の前庭のタラヨウやチリメンカエデは市指定天然記念物で、それぞれの季節ごとに普門院の風景に彩りを添え、秋の境内は黄金色一色に染まります。

17 大平公園

将門とダイダラボッチの大平公園

「大平」の名の由来は諸説ありますが、その一つの「将門伝説」は、武蔵の国の乱れを鎮めるために平将門がこの地に館を建て逗留した、つまり「大いなる平家の館があった地」とのことから「大平」と名付けられたと言うものです。

大平公園はサッカーや野球などで連日活用されています。

また、子ども用の遊具や高齢者向けの運動用具もあるため、老若男女が集う笑い声の絶えない憩いの広場となっています。

花壇の花は絶えることがなく、春は桜、夏は木々の緑、秋はイチョウの黄葉が美しい公園です。

18 高速道路と広くゆったりした公園

高速道路と広くゆったりした公園

上小小学校前にある長い歩道橋に立つと、高速道路の出入口、そして広くゆったりした公園が望めます。

また、遠くを眺めると高層マンションやソニックシティ、新都心のビル群も見えます。

西に落ちる夕日も美しく夜景の眺めもお勧めです。

公園にはベンチがあり、ゆったり散歩するご老人、ベンチで読書をする青年、犬を連れている親子など、地域の方々の憩いの場となっています。

19 鴨川の流れ、土手の桜と三橋の田んぼ

鴨川の流れ、土手の桜と三橋の田んぼ

大宮区と西区の境を流れる鴨川。その南側の三橋4丁目に関沼があります。

これは1596年から1615年(慶長年間)に伊奈備前守忠次によって築かれた灌漑用の溜池で、近隣の水田への用水源となっていました。

現在でもこの付近には水田が広がり、区内でも貴重な風景となっています。秋には黄金色の稲穂が一面に見られます。

北の新平和橋から南の藤橋までの約4キロメートルは眺望が開けていてウォーキングに最適です。

特に鴨川の南の方の土手には桜が植えられ、「ここの桜は大宮一だよ」と、地元の人が自慢するほどです。

20 稲荷塚古墳

古代の風吹く稲荷塚古墳など側ヶ谷戸古墳群

鴨川沿いに点在する側ヶ谷戸古墳群は、1500年ほど前の古代を感じさせてくれる貴重な「大宮の顔」です。

群中でもっとも大きな円墳である稲荷塚古墳は、大宮国際中等教育学校の正門を入った左手にあります。

大きな茂みに覆われた小高い丘となっており、石段を登り墳頂に立つことができます。

古墳の周りを廻る馬蹄形の溝から勾玉や大量の円筒埴輪などが出土しています。

周辺には、茶臼塚古墳、台耕地稲荷塚古墳、上乃稲荷古墳、山王山古墳などもあり、散策コースとなっています。

この記事についてのお問い合わせ

大宮区役所/区民生活部/コミュニティ課 
電話番号:048-646-3020 ファックス:048-646-3161

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