ページの本文です。
更新日付:2023年8月2日 / ページ番号:C068072
さいたま市では食品ロスを減らすため、「さいたま市食品ロス削減プロジェクト」を推進しています。
その一環として、余った食材をスープにしておいしく食べきる「Saitama Sunday Soup(日曜日は食べつくスープ!)」を新しいライフスタイルとして提案しています。
このたび10月の「食品ロス削減月間」にあわせ、さいたま市内及び近隣の大学が加盟する
「大学コンソーシアムさいたま」及び「東京ガス株式会社」と連携し、
「食べつくスープ」を実際に作って、試食する料理教室を開催しました!
当日は、「人間総合科学大学」と「国際学院埼玉短期大学」の学生の皆さんにご参加いただき、野菜がたっぷり入ったスープを含む5品を作っていただきましたので、その模様をご紹介します!
「おいしく減らす、食品ロス」をコンセプトに、
手をつけずに捨てられることが多い「野菜」などの生鮮食材について、
余った食材は、日曜日の夜に、スープにして食べつくそう というさいたま市の新しいライフスタイル。
市内在住のスープ作家 有賀薫さんのレシピを下記ページでご紹介していますので、ぜひお試しください!
キャベツを使ったフランスの郷土料理、「シュークルート」。具材を大きく切っているので、とっても食べごたえのある一皿になっています。
実は、平成28年度に実施した市民意識調査の結果によると、「野菜・果物」を手つかずで捨ててしまう人が最も多いことがわかりました。
キャベツ、じゃがいも、にんじんなどの余りがちな野菜は、全部まとめて食べつくスープにしておいしく食べきりましょう!
今回参加してくれたのは、「人間総合科学大学」と「国際学院埼玉短期大学」に通う学生の皆さん。
アンケートで食品ロスについて聞いたところ、「ほとんど出さない」と答えた方はおらず、全員「たまに出すことがある」「よく出してしまう」のどちらかの回答でした。
また、食品ロスにしてしまいがちな食材として、ほとんどの方が「野菜・果物」を挙げていました。
今回は、野菜をたっぷり使った食べつくスープを作っていただきましたので、家庭でも具材を変えながら気軽に実践することかできます。
まずは、先生が調理の手順を説明します。
調理は全て「エコ・クッキング」で行います。「エコ・クッキング」とは、買い物、調理、食事、片づけの場面で、環境に配慮した工夫をすること。
食品ロスを出さないのはもちろん、水やガスを節約して大事に使うことも大切です。
※「エコ・クッキング」は、東京ガス株式会社の登録商標です。
調理の手順とあわせて、生ごみをできるだけ少なくする野菜の切り方のコツなど、実演しながら教えてくれました。
にんじんは皮をむかず、そのままでおいしく食べられます!皆さん真剣に説明を聞いています。
先生の説明どおり、にんじんの皮はむかないで、そのまま切るだけ。
切った野菜は、火が通りにくいものが底になるように、お鍋に入れていきます。
野菜は火を通すとかさが減るので、余った野菜をどんどん入れても大丈夫。
今回はにんじん、キャベツ、じゃがいもなどを入れていますが、ゴボウやきのこなど、その時々で違う食材を入れてもスープならおいしく仕上がります。
お水や調味料を入れて、ふたを閉めます。
コンロの火をつけたら・・・
具材に火が通るまで、他の料理の下ごしらえをしたり、洗い物を片づけたり。
食べつくスープなら煮込んでいる間に他の作業ができるので、とっても効率的なんです!
ただし、完全に目を離さないように、時々様子を見てくださいね。
そろそろ煮込みが完了したようです。ふたを開けると・・・
具だくさんの食べつくスープができました!
複数人で味見をして、盛り付けていきます。
食品ロスを出さないよう、食べられる量を盛り付けましょうと先生からのアドバイス。
その日の体調やおなかの空き具合を考えて、おいしく食べられる量をよそいましょう。
スープを煮込んでいる間に作っていた他の料理も、続々とできあがりました。
作った料理を、みんなでおいしく食べました!
自分たちで作ったとは思えない、お店で食べたら数千円しそう!とお喋りしながら、おいしく楽しく食べきりました。
参加してくれた方の感想を一部ご紹介します。
国際学院埼玉短期大学2年 FUKAさん
「まだ食べられる野菜の葉や茎の部分を使って実際に食べてみて、こんなにおいしく無駄なく作ることができるんだなと思いました。」
国際学院埼玉短期大学2年 K.Rさん
「調理にエコや食品ロスに関する様々な工夫がされていて、勉強になりました。」
人間総合科学大学3年 めぐさん
「参加して食品ロスについての認識が再確認できたと思います。家でも少し工夫するだけで食品ロス削減になると思うので、
この機会に実践してみたいと思いました。」
人間総合科学大学3年 M.Hさん
「今回、作った料理の中でシュークルート(スープ)が一番おいしかったです。
食品ロス削減をしながらおいしい料理が作れるなんて、とても素敵だと感じました。」
食品ロスの削減は大切なことですが、忘れてはいけないのは「おいしく、楽しく」食べきること!
スープなら、他の料理を作っている間に余った食材をとにかく煮込めば、あまり手間をかけずに無理なく食品ロスを減らすことができます。
Saitama Sunday Soup(日曜日は食べつくスープ!)をぜひ毎週日曜日の習慣にしてくださいね。
環境局/資源循環推進部/資源循環政策課 政策推進係
電話番号:048-829-1338 ファックス:048-829-1991
表示モード : パソコン版スマートフォンサイト