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更新日付:2022年5月25日 / ページ番号:C060918

スイカズラの甘い香り(6月の自然庭園では) ~みぬま見聞館トピックス~

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このページでは大宮南部浄化センター・みぬま見聞館のトピックスを紹介をします。

スイカズラの甘い香り(6月に自然庭園で観察できる動植物について)

自然庭園では、しっとりとした空気の中、草木の緑の香りが一段と強くなってきているのを感じることができます。
今月は、自然庭園の入り口案内図に寄り添うように咲いているスイカズラについてお話をさせていただきます。スイカズラは、スイカズラ科に属する常緑つる性木本(もくほん)で、他の植物に巻き付いて成長します。5月から6月に、葉の根元から唇に似た5cm程度の、筒の状態の花と書く筒状花(とうじょうか)を2個づつ並べて咲かせます。花は、ジャスミンに似た甘い香りを漂わせ、秋には5~6ミリメートルほどの黒色の丸い実をつけます。
スイカズラという名前は、昔、子供たちが花の付け根にある蜜を吸って遊んだことから、吸う葛(すうかずら)が由来と言われています。欧米でもスイカズラの近縁種は、蜜を吸うという意味のHoneysuckle(ハニーサックル)と呼ばれているそうです。スイカズラは、漢字では忍ぶ冬と書きますが、これは文字通り冬になっても葉や茎が枯れることなく、寒さに耐え忍んでいるように見えることからと言われています。また、スイカズラの別名として、金と銀の花と書き、金銀花(きんぎんか)と呼ばれることもありますが、こちらは、はじめ白い色のスイカズラの花が、数日で黄色に変わり、白色と黄色が入り乱れて咲く様子からきていると言われています。

スイカズラは、葉や茎を乾燥させた物を忍冬(にんどう)、花のつぼみを乾燥したものを金銀花(きんぎんか)と呼び、古くから漢方薬の原料として解熱や化膿性炎症の治療薬に配合されてきました。風邪薬と言えば、日本ではクズの根を主成分とする葛根湯(かっこんとう)が有名ですが、国では、熱が高い場合に向いている薬として知られていて、金銀花(きんぎんか)のほうが、忍冬(にんどう)よりも、より解熱効能に優れているとされているそうです。また香りが良いことから、茎や花をお茶として飲んだり、ホワイトリカーに花を漬けたものが、金銀花酒(きんぎんかしゅ)の名称で売られたりしています。
江戸時代の将軍の中でも長寿と言われ、当時の平均寿命が約50歳なのに対し、75歳まで生きた徳川家康は、スイカズラの花を焼酎やみりんに漬けた忍冬酒(にんどうしゅ)がお気に入りだったそうで、不老長寿の健康薬酒として、静岡県浜松市の名産品として今でも有名だそうです。
日本で最古の神社の一つとされ、薬の神様でもあられる大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を、お祀(まつ)りする奈良県桜井市(さくらいし)の大神神社(おおみわじんじゃ)では、毎年4月に行われるお祭りの鎮花祭(ちんかさい)で、製薬会社が医薬品を奉納する際、スイカズラと百合根をお供えし、参拝者には三輪山(みわやま)のスイカズラと、狭井神社(さいじんじゃ)の御神水(ごしんすい)で作られた忍冬酒(にんどうしゅ)がふるまわれるそうです。

スイカズラの花言葉には、献身的な愛・友愛などがありますが、これはスイカズラがつるを巻き付けて離れないところや、古くから薬草として利用されてきたことからきていると言われています。また、カナダの小説家であるモンゴメリーの作品の「赤毛のアン」の中では、何度もスイカズラの花が登場し、旅立ちの場面でもスイカズラが花を咲かせている様子が描かれています。ほかにも、サウンドオブミュージックやメーリーポピンズなどの作品の主演として有名な、イギリス出身の女優で歌手・作家・演出家であるジュリー・アンドリュースが執筆した子供向けのファンタジー小説「偉大なワンドゥードル最後の一匹」の中では、ワンドゥードルという生き物を探す冒険の様々な場面で、大切な場所へ導くためのヒントであったり、勇気や希望を与える重要な役として、スイカズラがその甘い香りとともに描かれています。
ちなみに風水学では、スイカズラの花には幸せな恋を引き寄せる効果があり、金銀花の別名から財宝を表わす縁起の良い花と言われています。

梅雨を迎え、なんとなく外出が面倒になり、家にこもりがちなこの季節、生き物との素敵な出会いや、ちょっとの裕福感が欲しいなと感じましたら、スイカズラの甘い香りを確かめに、是非みぬま見聞館の自然庭園を訪れてみてはいかがでしょうか。

リュウキュウカンヒザクラ

冬のスイカズラ

葉が丸まっていて寒そうです

スイカズラ金銀花

スイカズラのつぼみ

何かの角(ツノ)のようです

ヤマホタルブクロ

スイカズラの花

二つ並んで白と白です

ギシギシ

スイカズラの花

二つ並んで白と黄色です

スイカズラ黄黄

スイカズラの花

こちらは黄色と黄色です

スイカズラ金銀花

スイカズラの花

金銀花に咲く様子です

ヤマホタルブクロ

ヤマホタルブクロの花

木陰などでひっそりと咲いています

ハンゲショウ

ハンゲショウ

小さな花のまわりの葉が白くなり、際立たせています

アオモンイトトンボ

アオモンイトトンボ

おしりのライトブルーがあざやかです

ニホントカゲ

ニホントカゲ

艶やかな体色に魅せられます

お知らせ

「みぬま見聞館をご利用いただく方へ」ご協力のお願いです
ご利用にあたっては、関連ダウンロードファイルもしくは下記リンク「みぬま見聞館をご利用いただく方へ、ご協力のお願い」を必ずご覧ください。
みぬま見聞館をご利用いただく方へ、ご協力のお願い」(PDF形式39キロバイト)
屋内施設2階のご利用時は「みぬま見聞館入館者カード」のご記入と検温のご協力をお願いしています。「みぬま見聞館入館者カード」は関連ダウンロードファイルもしくは下記リンクにありますので、事前に記入のうえご持参いただいても構いません。
みぬま見聞館入館者カード」(エクセル形式13キロバイト)
入館者カードの記入例はこちらをこちらをご参照ください。「みぬま見聞館入館者カード記入例」(PDF形式45キロバイト)
「みぬま見聞館の新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の取組み」については、関連ダウンロードファイルもしくは下記リンクをご覧ください。
みぬま見聞館の新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の取組み」(PDF形式31キロバイト)

リサイクル肥料(イデオユーキ)の販売案内
大宮南部浄化センターでは、し尿処理の汚泥から生産された肥料の販売を行っております。
令和4年1月4日火曜日からこれまでの事前予約による販売に加え、当日申込み・引渡しで肥料をご購入いただけるようになりました。
詳しくは下記の「肥料の販売案内2.当日申込み・引渡し」をご覧ください。予約販売については従前のとおりで変更ありません。

肥料の販売案内2.当日申込み・引渡し
対象者 市民全般
申込方法等 窓口で申込み後、引渡し
申込み・引渡し日時

午前9時から午後4時まで(平日のみ実施、土日祝日、年末年始を除く)

販売価格等

お一人様一日1回のみ1袋 (1袋10kg 100円で販売)

お釣りのないようお願いします

その他

一日20袋限定

予約分引渡しと同日の当日申込み・引渡しはできません(引渡した世帯全員)

引渡場所 大宮南部浄化センター
お問合せ TEL:048-646-6030 FAX:048-646-6033

「みぬま見聞館だより」の発行
令和4年3月1日に「みぬま見聞館だより第63号」を発行しました。
63号では、「アカハラ」、「タシギ~芝川のへりの浅瀬でエサをついばむ」、「ダイオウショウ…松ぼっくりの大きさにびっくり!」、「ゴマダラチョウ幼虫の冬越し」のほか、小学校で開催した出前講座、みぬま見聞館主催の「大人のための野鳥観察会」の様子、「リサイクル肥料の販売方法追加」のお知らせ、団体見学の案内などの記事を掲載しています。
みぬま見聞館のほか、市内の図書館、公民館及び各区役所に配架してあります。表題のリンク、ホームページにも掲載していますので、ぜひご覧ください。

「いきもの、みっけた!」写真展開催中!
現在、「いきもの、みっけた!」写真展を開催しています。令和3年9月1日から令和3年11月30日にご応募いただいた、さいたま市の自然に生息する生きものを撮影した作品をみぬま見聞館1階ロビーに設置した「いきもの、みっけた!」写真展に展示しています。ぜひご覧になってください!

みぬま見聞館は、入館料無料で、毎月第4土曜日(令和4年5月は28日、6月は25日)と年末年始以外は午前9時から午後5時まで開館しています。
※令和4年6月16日木曜日の午前9時の開館から12時まで、令和4年6月24日金曜日の午後1時から午後5時の閉館まで、令和4年6月29日水曜日の午前9時の開館から12時まで、いずれも団体見学受入れのため環境学習施設及び自然庭園が貸切りとなります。一般の方のご利用はできませんので、ご了承ください、よろしくお願いいたします。

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環境局/施設部/大宮南部浄化センター 
電話番号:048-646-6030 ファックス:048-646-6033

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