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更新日付:2021年4月1日 / ページ番号:C070984

「さいたま市内の河川におけるマイクロプラスチック調査研究」に係る報告について

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公民学連携による市内河川のマイクロプラスチック調査結果等を公表します

さいたま市は、「市内河川におけるマイクロプラスチックの実態把握」と「プラスチックごみの削減に向けた対策」に取り組むため、公民学連携による調査研究等を令和元年10月から開始したところです。
このたび、本取組に係る調査結果と今後の対応についてとりまとめましたので、その結果を公表します。

1 目的及び経緯
海洋中のマイクロプラスチックは、内陸部から河川を経て海洋に流出するマイクロプラスチックの寄与が少なくないと言われています。さいたま市内を流れる主要河川はすべて東京湾へ流下していることから、市内の河川におけるマイクロプラスチックの実態を把握するため、市と埼玉大学、分析事業者4社による「さいたま市内の河川におけるマイクロプラスチック調査研究」に関する共同研究契約を、令和元年10月21日に締結し調査を実施しました。

中土手橋

2 本取組の内容
本市では、市内河川におけるマイクロプラスチックの調査研究をはじめ、プラスチック製品の使用抑制やプラスチックごみの削減に向けた様々な取組を進めています。

(1)河川マイクロプラスチック調査・分析(フェーズ1)
埼玉大学、分析事業者、市の3者の連携により、市内の主要河川におけるマイクロプラスチックの実態を把握するための調査研究を行う。

(2)プラごみ削減・リサイクル推進策等の検討(フェーズ2)
フェーズ1で得られた調査研究の結果をもとに、飲料等事業者などとの連携により、マイクロプラスチックの発生要因の分析と、効果的なプラスチックごみの発生抑制・削減のための施策の検討を行う。

(3)河川清掃・プラスチック資源回収等の協働実施・啓発(フェーズ3)
市民や事業者に対し、海洋プラスチックごみ問題と市内の河川におけるプラスチックごみの削減を啓発するため、市民団体や企業等に参加を呼びかけ、河川清掃やプラスチック資源回収等の更なる推進に取り組む。

3 調査結果等
(1)河川マイクロプラスチック調査・分析
市内5河川7地点で調査を実施しました。採取した試料に含まれるマイクロプラスチックの分析にはフーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)を使用し、1立方メートルあたりの個数を算出しました。河川水中におけるマイクロプラスチックの数密度(個/m3)は、各調査地点の平均値で最大7.0個/m3、最小0.9個/m3となりました。
以下に各地点の調査結果を示します。

河川名 調査位置

マイクロプラスチック(個/m3

鴨川 加茂川橋 西区 7.0
中土手橋 桜区 4.2
笹目川 市立浦和南高校脇 南区 0.9
藤右衛門川 柳橋 南区 2.9
芝川 境橋 見沼区 2.1
八丁橋 緑区 2.2
綾瀬川 畷橋 緑区 1.6

※マイクロプラスチックとは、直径5ミリメートル以下のプラスチックのこと。

サンプリング
サンプリングの様子

調査の結果、いずれの採取地点でも2 mm以下の微小なサイズのマイクロプラスチックが50パーセント以上を占めており、自然環境の中で劣化が進んだと考えられます。
割合は、ポリエチレン(PE)が60%と最も多く、次いでポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)の順でした。
なお、中間発表時との差異はほとんど見られませんでした。

素材別の比率 円グラフ
粒形物の比率(各地点) 素材別の比率(平均値)


河川敷プラ1 河川敷プラ2
河川敷にポイ捨てされ劣化したプラスチック

採取プラ
採取されたマイクロプラスチック

(2)現在の調査について
令和2年10月契約を延長し、安定的な流量がとれる3地点に絞り調査を継続しています。

河川名 調査地点

マイクロプラスチック(個/m3

7月 8月 9月 10月 11月
鴨川 中土手橋 桜区 0.48 2.2 7.2 4.5 3.3
芝川 八丁橋 緑区 1.4 1.0 2.1 2.2 0.9
綾瀬川 畷橋 緑区 1.0 1.0 1.0 1.2 0.8

調査した市内の河川すべてにおいて、生活用品に使われる種類のプラスチックが多く確認されていることから、日常生活でよく使用されているプラスチック製品に由来するものが多いと推測されます。

4 今後の予定
(1) 河川での調査は、引き続き9月末まで実施します。

(2) 新しい生活様式に対応し、個人や団体などがオンラインでプラスチックごみ回収・削減の発信、共有できる「ゴミ拾いアプリ」を構築します。

(3) プラスチックごみ問題に積極的な企業との公民連携により、小学校への出前講座をはじめとする環境啓発事業を展開します。

埼玉大学(埼玉大学)(www.saitama-u.ac.jp/index.html
一般社団法人埼玉県環境検査研究協会(www.saitama-kankyo.or.jp/
株式会社環境管理センター(www.kankyo-kanri.co.jp/kaisya/
内藤環境管理株式会社(www.knights.co.jp/
三菱マテリアルテクノ株式会社(www.mmtec.co.jp/

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環境局/環境共生部/環境対策課 水質土壌係
電話番号:048-829-1331 ファックス:048-829-1991

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