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更新日付:2022年6月22日 / ページ番号:C040738

ツマグロヒョウモン調査

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調査の目的

  • 地球温暖化の影響にともない、分布域を拡大していると言われているチョウ「ツマグロヒョウモン」についてデータを収集しています。
  • 収集したデータを蓄積し、出現頻度の経年変化、及び冬季生息時期の経年変化から、さいたま市内の環境の変化や地球温暖化の状況について分析します。

ツマグロヒョウモンとは?

  • チョウ目タテハチョウ科のチョウです。
  • 環境省や国土交通省の調査において、地球温暖化に伴い、分布域を拡大していると考えられている指標生物です。
  • 1980年代の分布域は、近畿地方以西でしたが、近年は北関東付近まで分布域を拡大しています。
  • 通常は11月頃まで見られますが、地球温暖化の影響か、12月に目撃されたという事例もあるようです。
  • 幼虫の食草はスミレ類で、パンジーやビオラなどの園芸種にまぎれて分布域を拡大したという説もあります。

ツマグロヒョウモン
ツマグロヒョウモン

調査方法

  • さいたま市内で確認されたツマグロヒョウモンを記録します。
  • 記録されたデータに基づき、ツマグロヒョウモンの成虫が確認された月、数を集計します。

調査結果

平成30年度は4月から12月にツマグロヒョウモンの成虫が確認されました。引き続きデータを収集・蓄積し、得られたデータからさいたま市内の環境の変化や地球温暖化の状況について分析していきます。

ツマグロヒョウモンの成虫が確認された月
※〇は確認あり、×は確認無し、( )内は確認された数

平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度
4 × × × ○  (1匹) × 〇 (3匹以上)
5 〇(不明) × 〇 (不明) 〇 (4匹以上) 〇 (8匹以上) 〇 (4匹以上)
6 〇 (不明) 〇 (2匹以上) 〇 (2匹以上) 〇 (2匹以上) 〇 (12匹以上) 〇 (1匹以上)
7 〇 (2匹以上) 〇 (不明) ○  (5匹) 〇 (8匹以上) 〇 (9匹以上) 〇 (6匹以上)
8 × 〇 (3匹以上) 〇 (3匹以上) 〇 (9匹以上) 〇 (10匹以上) 〇 (4匹以上)
9 〇 (3匹以上) 〇 (4匹以上) 〇 (11匹以上) 〇 (6匹以上) 〇 (24匹以上) 〇 (7匹以上)
10 〇 (3匹) 〇 (11匹以上) 〇 (20匹以上) 〇 (14匹以上) 〇 (14匹以上) 〇 (20匹以上)
11 × 〇 (4匹) ○  (1匹) ○  (3匹) × 〇 (11匹以上)
12 × × × × × 〇 (1匹以上)
1 × × × × × ×
2 × × × × × ×
確認月不明 〇 (不明) × × × × ×

※調査結果に掲載された写真の著作者は、各写真の撮影者とし、転載又は複製・加工して再配布することはできません。
※調査結果(ただし、写真を除く。)を引用・転載又は複製・加工して再配布する場合は、出所の明示と実施者の責任を明示してください。ただし、調査結果を二次利用した者が作成した情報により第三者が損害を被った場合、市はその責は負いません。

収集データ

  • さいたま市立浦和南高等学校 生物部調査
  • 埼玉県立大宮東高等学校 生物部調査
  • 埼玉県立大宮光陵高等学校 生物部調査
  • 大宮南部浄化センター庭園管理日誌
  • 大宮南部浄化センターとの連携による環境総務課生きもの調査
  • さいたまみんなの生きもの調査

関連リンク

この記事についてのお問い合わせ

環境局/環境共生部/環境対策課 水質土壌係
電話番号:048-829-1331 ファックス:048-829-1991

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