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更新日付:2021年9月30日 / ページ番号:C083317
第1回(仮称)浦和駅周辺まちづくりビジョン有識者懇話会に先立ち、令和3年8月10日に懇話会の隈研吾会長と市長が浦和のまち歩きを行いました。
まちあるきルートマップの主要ポイントごとに、写真とともにご紹介します。
まち歩きのスタートはさいたま市役所本庁前の「水の流れる段床」前で出発式を行いました。
市長「(仮称)浦和駅周辺まちづくりビジョン有識者懇話会の会長である隈氏に浦和のまちを歩いて頂き、浦和の歴史資源や地域資源を五感で感じて欲しい。」
隈会長「コロナをきっかけにまちのあり方を見直す時期になっている。四角いハコの中に人間を詰め込めば効率的に都市が出来るという考え方を見直さなければならない。この危機感の中、さいたま市の新しいまちづくりのプロジェクトがスタートするというのは非常にいいタイミングだと思っている。20世紀の都市は車の時代であり人間は脇役だったがこれからのまちは人間が主役になる時代になる。それには実際にまちを歩いてみて、まちの感じ、スケール感、まちの雰囲気というのを今回のまちあるきを通して実感したいと思う。」
浦和の地域資源を確認する様子
浦和駅前からなかまち通りを通ってさくら草通りへ。さくら草通りに出る浦和コルソ入り口にて、浦和絵描きの高田誠氏原画の「浦和田島ヶ原のさくら草(1970年代後期)」のモザイクタイルアートを確認。風情あるなかまち通りを歩く様子。
さくら草通りを西へいき、モダニズム建築の巨匠である前川國男氏が設計した埼玉会館の周辺を歩く様子
別所沼公園内にある太田美術額縁さんは、大正10年創業で浦和に集まった画家とのかかわりも深く歴史のある額縁屋さんです。
その後、立原道造氏原案のヒアシンスハウスを確認し、別所沼公園の自然に触れられ今回のまち歩きは終了。
隈会長「今日実際に歩いてみて、距離感などを実際に感じることができて非常に有益な視察だった。ウォーカブルなまちづくりが一つのテーマになっている中で、浦和にはいくつもの宝があることを知って非常に感銘を受けた。浦和がもともと持っている、緑や路地性をより磨いていくにはどうすればいいかをこれからの懇話会でも議論を重ねて、今の浦和を次世代にうまくつないでいけたらと思う。」
都市局/都心整備部/都心整備課
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