ページの本文です。
更新日付:2023年11月13日 / ページ番号:C012047
鉄道事業者が国土交通省に鉄道事業の申請をするために必要な事項などを調査しています。たとえば、将来どれだけのお客様に乗っていただけるかを見積もる需要予測、線路や駅など鉄道施設の建設費用、鉄道の運行計画、延伸線が整備された場合の効果、鉄道事業の採算性等、様々な調査を進めています。
また、鉄道路線の延伸にあわせて、延伸区間(先行整備区間)の中間地点に新しい駅(中間駅)を設置することを想定しており、中間駅周辺をはじめとする沿線地域のまちづくりの調査も実施しています。
地下鉄7号線については、平成12年の運輸政策審議会の答申第18号の中で、浦和美園駅から岩槻駅を経由し、蓮田駅までの延伸が平成27年までの開業を目指すA1路線とされ、埼玉県が中心となり、延伸実現に向けた調査・検討が行われてきました。
平成23年度には、「地下鉄7号線延伸検討委員会」を埼玉県と共同で開催し、第三者の専門家による過年度調査のとりまとめや、延伸の事業可能性の検討が行われました。その結果は報告書にまとめられ、埼玉県と本市に提出されました。報告書の中で、事業可能性を検討する基本となった「慎重ケース」において、採算性等は一般的な事業認可の目安には届いていないものの、開発・まちづくり、埼玉高速鉄道線の利用促進など、延伸実現に資する方策を推進することで、プロジェクトの評価を高め、将来的に延伸を実現することが可能であるとされました。
それを受け本市では、平成24年9月に、延伸実現に資する方策と行程表からなる「浦和美園~岩槻地域成長・発展プラン」を策定し、概ね5年後の事業着手(鉄道事業者が国へ事業申請すること)を目指すこととしました。 「浦和美園~岩槻地域成長・発展プラン」 については、庁内組織「浦和美園~岩槻地域成長・発展推進会議」にて進行管理を行っています。
平成26年度には、平成23年度以降の社会情勢の変化や「浦和美園~岩槻地域成長・発展プラン」の進捗を踏まえ、埼玉県と共同で、延伸事業の採算性等を再算定するための調査を実施しました。この調査の実施にあたっては、有識者から意見等をいただくために 第三者の専門家を議員とする「地下鉄7号線延伸検討会議」を埼玉県と共同で設置しました。
検討会議は3回開催され、建設計画や採算性の向上に関する意見、延伸を実現するための提言等は「平成26年度 地下鉄7号線延伸に関する報告書」にまとめられ、埼玉県、蓮田市および本市に提出されました。
都市戦略本部/未来都市推進部 鉄道戦略担当
電話番号:048-829-1873 ファックス:048-829-1997