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更新日付:2013年12月27日 / ページ番号:C015590
さいたま市の一般環境における放射線量は、これまでに実施してきた調査では、毎時0.02から0.15マイクロシーベルトの範囲にあり、日常生活に支障はないものです。
しかしながら、首都圏においても、周辺より放射線量が高い箇所の存在が報告されており、本市でも雨どいの下など雨水の集まりやすい箇所において、局所的には周辺より高い放射線量が確認されているところです。
本市では、このような状況を踏まえ、市民の安心を確保し、とりわけ、子どもたちの健康に対する不安を解消するため、市が管理する学校、公園その他公共施設において高い数値の放射線量が確認された際の放射線量の低減措置等に関する対応方針を策定しました。
なお、市立学校等について放射線量が周辺より高いことが予想される箇所の放射線量の詳細測定を平成23年11月から12月にかけて実施し、低減措置等の対応を完了しています。
市民の皆さまには「生活空間の“ホットスポット”対応マニュアル」を作成しましたので参考としてください。
この対応方針は、空間放射線量の高い箇所が、面的な広がりを有する場合とホットスポットともよばれる局所的な場合のそれぞれに対して判断の目安を示すとともに、放射線量の低減措置等の方法を定めることにより、本市の放射線対策に資するものです。
放射線量の高い箇所の区分 | 測定高さ | 放射線量測定値 |
---|---|---|
面的 | 1メートル | 毎時0.23マイクロシーベルト超 |
局所的 | 5センチメートル | 毎時1マイクロシーベルト以上 |
市が管理する学校、公園その他公共施設において高い放射線量が確認されたときは、その原因となっている箇所の特定及び周辺環境への影響を把握するための測定を実施し、その結果に基づき、立入制限又は放射線量の低減措置を講じます。
環境局/環境共生部/環境対策課
電話番号:048-829-1332 ファックス:048-829-1991