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更新日付:2024年3月29日 / ページ番号:C071884
地域において災害に備えるまちづくりを進めていくためには、地域のみなさんがまちの防災を意識すること、また行政だけでなく地域のみなさんと協力しながら取り組むことが大切です。
本市では、防災について一緒に考え、地域全体での防災力を高めていくため、大地震による延焼リスクと避難困難リスクが重なる地区(注記1参照)などにおいて、「防災まちづくり方針」の作成を推進しています。
「防災まちづくり方針」を地域のみなさんが主体となって作成できるよう、作成の手順などについて示した「防災まちづくり方針作成の手引き」を作成しましたので、ご活用下さい。
防災まちづくり方針作成の手引き【第3版】(PDF形式 4,532キロバイト)
(注記1)延焼リスクと避難困難リスクが重なる地区
さいたま市防災都市づくり計画では、延焼リスクと避難困難リスクが重なる地区を災害リスクが高い地区と位置付けており、現地踏査の結果を勘案して、重点的かつ優先的に対策を講じる必要がある地区を「推進地区候補」(19地区、約320ヘクタール)に位置付けています。
延焼リスクと避難困難リスクの評価結果(令和5年3月時点)
推進地区候補(令和5年3月時点)
自治会、自主防災組織又はまちづくり協議会が中心となって防災まちづくり方針を作成した事例を紹介します。防災まちづくり方針を作成した地区は、住民が主体となった取組を推進できる「推進地区」に設定されます。
■作成事例1 浦和区皇山地区における「皇山地区防災まちづくりの心構え」
皇山地区では、目指すべきまちの姿や防災まちづくりの方向性を示した「防災まちづくり方針」の内容と併せて、発災時の行動や避難場所、避難経路といった「地区防災計画」の内容を盛り込んで令和元年度に「皇山地区防災まちづくりの心構え」を作成し、より効果的な防災まちづくりの実践につなげています。令和3年度には、地区の防災活動の進展や社会情勢の変化(在宅避難や要配慮者支援の重要性など)を受けて、第2版を作成しています。
1 防災まちづくり方針を作成した団体名
皇山自治協力会、皇山自主防災会
2 防災まちづくり方針の対象地域
さいたま市浦和区皇山町、上木崎6丁目の各一部
3 防災まちづくりの方向性
1. みどり豊かで落ち着きと潤いのある、良好な住環境を維持・保全します。
2. 地区計画を遵守して、居住環境の悪化を防止します。
3. 災害リスクの改善を行い、安全・安心なまちづくりを進めます。
4 受理日
令和2年3月30日【第1版】
令和4年6月20日【第2版】
5 皇山地区防災まちづくりの心構え【第2版】の内容
皇山地区防災まちづくりの心構え【第2版】(PDF形式 4,853キロバイト)
■作成事例2 浦和区木崎地区における「木崎地区防災まちづくり計画」
木崎地区では、「災害に強く」、「住みやすい」まちにしていくことを目的に計画を策定しました。この計画では、木崎地区の現状を踏まえて重点取組事項を整理した上で、目指すべきまちの姿や防災まちづくりの方向性を方針として記載した「防災まちづくり方針」と発災時の避難行動を整理した「地区防災計画」を併せて作成するとともに、短期・中期・長期の目標も掲げて、防災まちづくりにおける課題の解決を図っていくこととしています。
1 防災まちづくり方針を作成した団体名
木崎防災まちづくり協議会
2 防災まちづくり方針の対象地域
さいたま市浦和区木崎、皇山町及び大字三崎の一部
3 防災まちづくりの方向性
1.災害が起きても拡大させないまちづくり
2.子どもや高齢者が安心して歩けるまちづくり
3.地区内外のみどりを活用したまちづくり
4.住民同士の絆が強まるまちづくり
4 受理日
令和6年3月5日
5 木崎地区防災まちづくり計画の内容
木崎地区防災まちづくり計画(PDF形式 13,142キロバイト)
都市局/都市計画部/都市総務課 政策係
電話番号:048-829-1394 ファックス:048-829-1979