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更新日付:2020年9月17日 / ページ番号:C075485
さいたま市では、市民活動団体が市と協働して地域課題の解決へ向けて行う事業に対して助成をするマッチングファンド事業を行っています。マッチングファンド(さいたま市市民活動及び協働の推進基金)は市民の皆さんからの寄附及び市の拠出する資金を積み立てるもので、市民活動の支援に役立てられています。マッチングファンド事業の魅力発信のため、過去の事業実績を紹介します。
多様性を持った他者を理解し、共感する能力を育むことを目的として、小学校高学年の子どもたちを対象に「自分らしく生きる力」と「他者を理解し共感する力」をNVC(非暴力コミュニケーション)と呼ばれるコミュニケーション手法をベースに、体験型ワーク等を取り入れながら伸ばしました。また、周囲の大人の理解やサポートも重要となることから親などを対象にした講座も開催しました。
NVC(非暴力コミュニケーション)とは観察、感情、ニーズ、リクエストの4要素に注目しながら、自分自身の心と相手の心に耳を傾けて、コミュニケーションで起こる問題やズレを整理することです。誤解や偏見、思い込みを注意深く見きわめ、「今」の気持ちと、その奥にある大事に思っていること・価値を置いていることを明確にしていくと、本当にやりたいこと・望むことを見出し、自らの力で実現する原動力が生まれます。
ワークショップではテーマに対して自分の気持ちを探ることで他者の気持ちを知りたいと考えるようになったり、素直な心の内を表現できるようになりました。
【参加者からの感想】
・ワークショップに参加することで自分のいいところや自分の気持ちがわかりました。
・これからの自分の生き方、子供への接し方が変わる深いワークでした。
・自分が本当にやりたいことは、ちゃんと親に話して伝えたいと思いました。
・自分の心を落ち着いて見ることができました。
・他人の親と話すことで自分の親の前では言えないことを正直に話すことができました。相手のこともうまく聞くことができました。
【団体からの感想】
・参加した子どもたち自身の自己理解、自尊感情の向上、対人関係能力を向上することができました。また、今まで自分の意見をあまり言わなかったお子さんが「こう思う、こう感じる」と自分の意見を表現するようになりました。
・保護者自身が自分自身の生き方を見つめなおす大きなきっかけとなり、そのことが親という役割を超え、一人の人間として向き合える関係へと変化してくれました。
・ワークショップ中にペアをシャッフルし、色んな大人(子ども)と対話をすることで、相手の話に真摯に耳を傾け、お互いを理解する貴重な経験となりました。
・ワークショップで多様な大人が関われたことで、子どもたちの自尊感情を満たし、他社と関係構築する力を育むための地域コミュニティの種が撒かれたと感じました。
「協働のテーブル」窓口では、マッチングファンド事業等、協働についてのご相談を承っています。お気軽に下記お問い合わせ先へご相談ください。
市民局/市民生活部/市民協働推進課
電話番号:048-813-6403 ファックス:048-887-0164
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