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更新日付:2019年4月15日 / ページ番号:C064715

平成31年4月11日放送分 『~大学生を狙ったマルチ商法トラブル~』

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CityFMさいたまで平成31年4月11日に放送した原稿です。

~大学生を狙ったマルチ商法トラブル~

Q  今日は、さいたま市浦和消費生活センターから「大学生を狙ったマルチ商法トラブル」というテーマでお話を伺いたいと思います。

A  はい、よろしくお願いします。

Q  4月に入り新学期が始まりましたが、晴れて大学生となり、入学式や授業のオリエンテーション、サークル活動、新入生歓迎会など、うきうきしている方も多いでしょうね?

A  そうですね。
   受験勉強が終わって、新生活が始まりますので、期待に胸、膨らませている皆さんも、多いのではないでしょうか。

Q  どうしても気持ちが浮足立つこの時期に、学生は、どういった事に注意する必要があるのでしょうか?

A  はい。
   交友関係が広がり、サークルの先輩、学部の先輩などから、授業や学校生活のレクチャー、アドバイスなどを受ける機会が、この時期は多くなります。

Q  そうですね。

A  親切にしてもらった先輩から「ちょっといい話があるんだけど」と言われると、まずはお話を聞いてしまいますよね。

Q  そうですよね。

A  最近よくある相談は、カフェなどでお茶を飲みながら、「簡単に儲かる話があるんだ」などと言って勧められるものなんですが・・・。

Q  簡単に儲かる話はないですよね。

A  そうなんです。ところが、知り合いの話だと、つい聞いてしまいますし、聞いているうちに、その気になってしまうこともあるようです。

Q  なるほど。

A  相手は、自分がこんなに儲けていて、その方法もとても簡単なんだという話をして、その方法のマニュアルが入ったUSBなどを買うように、しつこく勧誘する、というような事例があります。

Q  お世話になった先輩からの勧誘だと非常に断りづらいですね。

A  そうなんです。お金がないと断っても、お金の借り方を指南して、学生ローンを組ませる手口も、相談が多いです。

Q  えっ!学生だと、アルバイト代くらいの収入しかないのに、ローンを組むんですか!

A  「すぐに儲かって、返済できるから大丈夫!」と言いくるめられてしまうようです。
   留学費用や、語学研修の費用といって、偽って借りるよう指示して借りさせるのです。
   こうすることで、学生でも借金をすることができますし、本人にうその申告をしたのだと、負い目を負わせることにもなります。

Q  学生で借金があるというのは、精神的にきついように感じますが・・・。

A  そうですね。そのため、借金が減るように、「ほかにも何人か友達を紹介すれば、それだけで収入になる」などと持ち掛け、悪質なマルチ商法の勧誘に、知らないうちに自分も加担してしまう、ということにつながっていくこともあります。

Q  怖いですね。

A  「簡単にもうかる」「友人を紹介するだけ」などの、うまい話にはとても注意が必要です。そして断りにくいと遠慮せず、きっぱり断る勇気も必要です。

Q  でも、もし断れずに契約をしてしまったら、どうしたらよいでしょうか。

A  クーリングオフ制度を活用したり、未成年であれば、未成年取り消しの制度を使って、契約解除できる場合があります。
   まずは、遠慮せずに、消費生活センターへお電話ください。

Q  さいたま市にはセンターが3つありますね。

A  はい。大宮・浦和・岩槻の3か所にあります。
   大宮にある「消費生活総合センター」と「浦和消費生活センター」では、月曜日から土曜日の午前9時から午後4時30分まで受付しています。
   「岩槻消費生活センター」は、月曜日から金曜日の午前9時から12時、午後は1時から4時30分までとなっています。

Q  日曜日の窓口はありますか?

A  はい。
   日曜日は電話相談のみとなりますが、午前9時から午後4時まで、大宮の消費生活総合センターで受付しています。

Q  はい、ありがとうございます。
   本日は、「大学生を狙ったマルチ商法トラブル」というテーマで、浦和消費生活センターからお話をお伺いしました。ありがとうございました。

A  ありがとうございました。

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市民局/市民生活部/消費生活総合センター 
電話番号:048-643-2239 ファックス:048-643-2247

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