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更新日付:2020年4月28日 / ページ番号:C072272

令和2年4月2日放送分 『~相談の多いインターネットショッピングのトラブル~』

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CityFMさいたまで令和2年4月2日に放送した原稿です。

令和2年4月2日放送分 『~相談の多いインターネットショッピングのトラブル~』


今日は、さいたま市浦和消費生活センターから「相談の多いインターネットショッピングのトラブル」というテーマでお話を伺いたいと思います。 


よろしくお願いします。


春になると、新年度に向けていろいろと準備するものがありますね。 


そうですね。入学式や新学期に向けて、学用品をそろえたり、新しい家の家具、家電製品など、お買い物が増える時期ですよね。 


今は、そういったお買い物もインターネットを利用される方も多いですよね。 

A
はい。今は、いろいろなものがインターネットで買えますので、お店に行く時間がなかなか取れない方だけではなく、多くの方に利用されています。 


利用が増えた分、インターネットショッピングでのトラブルも増えているようですね。 


はい。「頼んだ商品が届かない」というのは、よくあるトラブルですね。 


怪しいサイトも多いのでしょうか。


お話を聞くと、「ほかのお店では売り切れていたものが安く出ていた」とか、「よく見ると、日本語表記がおかしなところがあった」といったサイトが、まだまだあるようです。 


そうなんですね。 


「振込先がお店の名前ではなく、個人名になっていた」「サイトに連絡先の表示がない」といった相談も多く、国や国民生活センターなどから注意喚起が出ています。 


便利な面がある一方で、インターネットを使ったお買い物には、注意が必要なようですね。 


そうですね。注文の前に、怪しいサイトではないか、会社の住所や電話番号などに不審な点がないか、よく確認をしておくことが大事です。 


なるほど。ほかにトラブルの相談はありますか? 


はい、このところ相談が多いのは、「海外から送り主がよくわからない小包が届いた」というものですね。 


どういうことでしょうか。 


海外から送り主不明の小包が、突然、ポストに投函されていて、何かと思ってみてみると、ブランド物の商品名が書かれているのですが、頼んだ覚えが全くないという内容です。
頼んでもいないのに、不当な請求が来るのではないかと心配したものの、その後、代金の請求は特になかったということが多いようです。


なんだか気持ちが悪いですね。どのように対処したらよいでしょうか? 


まず、身に覚えのない商品が届いたら、受け取らないようにするのも一つの方法です。
そのためにも、日ごろから一緒に住むご家族などが注文したものは、いつ頃、何が届くといったことは、情報共有しておいていただきたいですね。

Q  
そのほかにありますか。


見知らぬところから、請求が来る可能性がありますので、郵便物やクレジットカードの請求に注意するようにしてください。
受け取り拒否をするときには、どこから送られてきているのか、控えを取っておくことも、忘れずに行っていただきたいですね。 

Q  
受け取ってしまった場合は、送り返しても大丈夫でしょうか? 


ブランドの偽物の商品であることも考えられますので、海外から届いた商品の場合は、安易に返送するのは危険です。国内のものも含め、しばらく保管して様子を見るようにしてください。 


分かりました。ところで、スマートフォンなどで、いろいろなサイトを見ていると、お試し価格でサプリや美容クリームなどが買えるような広告を目にすることがあるのですが、注意することはありますか? 


はい。「初回500円、1回目50%オフ、といったお試し価格の広告を見て、1回限りの申込みだと思って注文したら、4回購入が条件になっていた」など、お試しのつもりだったのに、定期購入の申し込みになっていた、という相談は、とても多いです。 


1回使ってみて良かったら続けてみようかなと思って、お試しのつもりで申し込むというのは、よくわかりますね。 


インターネットショッピングは、クーリングオフ制度がありません。その代わりに返品、交換などの販売条件を明記することが義務付けられています。
インターネットショッピングは、その事業者の定めた販売条件に合意して、申し込むことになります。


つまり、申込みの前に、返品や交換条件、支払方法といったことはもちろんのこと、購入回数の縛りがないか、などについても、確認をすることが非常に大切になるということですね。
でも、ついつい細かい条件は読まずに申し込んでしまいますね。


購入後のトラブルを避けるためには、事前の確認がとても大切です。よくわからないまま、申し込むのは、大変危険です。
困ったときにはひとりで悩まずに、消費生活センターへご相談ください。


さいたま市にはセンターが3つありますね。


はい。大宮・浦和・岩槻の3か所にあります。
大宮にある「消費生活総合センター」と「浦和消費生活センター」では、月曜日から土曜日の午前9時から午後4時30分まで受付しています。
「岩槻消費生活センター」は、月曜日から金曜日の午前9時から12時、午後は1時から4時30分までとなっています。


日曜日の窓口はありますか? 


はい。日曜日は電話相談のみとなりますが、午前9時から午後4時まで、消費生活総合センターで受付しています。


はい、ありがとうございます。
本日は、「相談の多いインターネットショッピングのトラブル」というテーマで、浦和消費生活センターからお話をお伺いしました。ありがとうございました。


ありがとうございました。

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市民局/市民生活部/消費生活総合センター 
電話番号:048-643-2239 ファックス:048-643-2247

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