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更新日付:2024年2月16日 / ページ番号:C040957

ロタウイルス感染症

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 ロタウイルス感染症はロタウイルスによって引き起こされる急性の感染性胃腸炎で、乳幼児期(0から6歳頃)にかかりやすい病気です。
 ロタウイルスは感染力が強く、わずかなウイルスの量でも感染してしまいます。

ロタウイルスとは:感染力が強いウイルスです

 ロタウイルスは、乳幼児の急性胃腸炎の主な原因ウイルスとして知られています。感染力が強く、5歳頃までにほぼすべての子どもが感染するといわれています。また、ロタウイルスは環境中でも安定なため、発展途上国、先進国など衛生環境の差にあまり関係なく、容易に拡大していきます。例年、3月から5月にかけて乳幼児を中心に感染性胃腸炎の流行が起こり、その中にロタウイルスによる胃腸炎が多く含まれます。感染により免疫を獲得し、感染を繰り返すごとに、症状が軽くなっていきます。

感染経路

 10~100個程度の少量のロタウイルスが口から入ることで感染します。患者の便には多量のウイルスが排泄され、便の処理後十分に手洗いをしても手や爪にウイルスが残っていることがあります。このようにロタウイルスが付いた手などから感染が広がっていきます。

潜伏期間

 2日から4日の潜伏期間の後、発症します。
 大人は、ロタウイルスの感染を何度も経験しているため、症状が出ない場合がほとんどです(不顕性感染)。

症状

 主な症状は水のような下痢、吐き気、嘔吐、発熱腹痛です。多くの場合、発熱嘔吐で始まり24~48時間後に頻繁な水様の下痢便となります。乳幼児は激しい症状が出ることが多く、特に初めて感染した時に症状が強く出ます。通常は1~2週間で回復しますが、重い脱水症状が続くこともあるので注意が必要です。

治療

 ロタウイルスに有効な薬はないため、発熱、下痢、脱水、嘔吐に対する対症療法を行います。脱水を防ぐための水分補給や、体力を消耗しないように栄養補給することが治療の中心になります。脱水症状がひどい場合には、医療機関で点滴を行うなどの治療が必要になります。水分補給を心がけ食事は消化の良いものをとります。下痢止め薬は、回復を遅らせることがあるので使用を控えます。

予防方法

吐物処理グッズ

 おむつの適切な処理手洗いの徹底汚染された衣類等の次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が感染を広げないための基本事項となります。
 おむつを交換するときには、使い捨てのマスクゴム手袋を使い、処理後はポリ袋等に密閉して捨てます。便や嘔吐物で汚れた衣類等は、次亜塩素酸ナトリウムでつけおき消毒した後、他の衣類等と分けて洗濯しましょう。
 全ての処理が終わったら、手洗いを念入りに行います。ロタウイルスに有効な手指消毒薬は無いので石けんを使い、流水でしっかりすすぎ、ウイルスを物理的に洗い流します。

 上記の取り組みを行ってもロタウイルスの感染力は非常に強いため、感染を完全に防ぐことは困難であるとも言われています。ワクチンは2種類あり、任意で接種が可能ですので医療機関にご相談ください。

消毒について

 ロタウイルスには次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効です。アルコール消毒薬ではあまり効き目がありません。
 次亜塩素酸ナトリウムは、家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。
 次亜塩素酸ナトリウムを使用する際は、製品の「使用上の注意」をよく確認し、十分に換気を行ってください。また、次亜塩素酸ナトリウムは皮膚に対して刺激作用があるため、手指の消毒には使用しないでください。

 詳しくは、「塩素系消毒液の使い方」をご覧ください。

(参考元情報)ロタウイルスに関するQ&A(厚生労働省)ロタウイルス感染性胃腸炎とは(国立感染症研究所)

さいたま市感染症情報センターへ

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