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更新日付:2019年9月18日 / ページ番号:C008467

海外渡航される方へ―感染症予防も忘れずに―

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海外旅行(ヌゥ)海外へ渡航される方へ
 海外では、日本では発生しない感染症がたくさんあります。海外で感染症にかからないようにするために、渡航先で流行している感染症の情報を事前に把握しておきましょう。どうやって感染するのかを理解していれば、対策をたてることができます。また、予防接種で防ぐことができる感染症もあります。詳細は下記をご覧ください。

トピックス

コンゴ・ウガンダコンゴ民主共和国に渡航される方へ

コンゴ民主共和国北キブ州、イツリ州において、エボラ出血熱が発生しています。
当該国に滞在した方、現地でエボラ出血熱患者等に接触した方は、帰国した際、検疫官に申し出るようにしてください。

  コンゴ共和国へ渡航される方へ コンゴ共和国に滞在された方は
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言を受けたエボラ出血熱に係る協力依頼について
(自治体宛て通知)
(令和元年8月22日付厚生労働省)より抜粋

下記の「アフリカにおけるエボラ出血熱について」もご覧ください。

麻しん発疹 「麻しん(はしか)」は世界で流行している感染症です

海外へ渡航される方は、
1. 麻しんにかかったことが明らかでない場合、渡航前には、麻しんの予防接種歴を母子手帳などで確認しましょう。2回接種していない場合は予防接種を検討してください。
  ※麻しんの既往歴や予防接種歴が不明の場合は抗体検査も検討してください。
2. 帰国後には、2週間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意してください。

(参考情報)麻しん(はしか)

麻しん海外に行く前に 麻しん海外に行った後 麻しんが0
※啓発目的以外での、無断使用は禁じられています。
厚生労働省作成ポスター
  
麻しんがゼロ(リーフレット表裏)
※啓発目的以外での、無断使用は禁じられています。
厚生労働省作製リーフレット

tick1クリミア・コンゴ出血熱について

 クリミア・コンゴ出血熱はダニが媒介するウイルス性の感染症です。また、感染した動物やヒトの血液等に直接触れることによっても感染します。
 発熱や関節痛、発疹、紫斑(出血)、意識障害などが主な症状です。ワクチンはなく、特異的な治療はありません。症状に応じた治療が行われます。
 海外では、中国南部、東南アジア、中央アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカなどで発生が見られていますが、2016年にスペインのマドリッドにおいて西ヨーロッパ最初の国内感染例の発生が確認されたことから、注意喚起がなされました。平成29年6月22日に厚生労働省より最近アフリカのモーリタニアにおいてもクリミア・コンゴ出血熱の発生が確認されたとのことで公表されました。
 

発生地域に渡航される際には、以下の点にご注意ください。 
  • ダニに咬まれないよう、草の生い茂った場所への立ち入る際には長袖長ズボンを着用し、素肌の露出を避けましょう。
  • 家畜などにはむやみに触れないようにしましょう。
  • 発生地域から帰国し、疑わしい症状がある場合には、早期に受診し、その際渡航先の情報なども伝えるようにしましょう。

詳細は以下の外務省海外安全ホームページなどご参照ください。
スペインにおけるクリミア・コンゴ出血熱の発生(ダニに咬まれたり、家畜などにむやみに触れないようにしてください。) 外務省海外安全ホームページ(新しいウィンドウで開きます)
クリミア・コンゴ出血熱 厚生労働省検疫所FORTH(新しいウィンドウで開きます)
クリミア・コンゴ出血熱とは (国立感染症研究所)(新しいウィンドウで開きます)
クリミア・コンゴ出血熱について (厚生労働省)(新しいウィンドウで開きます)
 

蚊蚊が媒介する感染症について

 ●ジカウイルス感染症(ジカ熱)

 ジカ熱はジカウイルスによる感染症です。主にウイルスを蚊が媒介する(蚊に刺される)ことによって感染します。同じく蚊が媒介するデング熱と同じように発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹などを引き起こしますが、デング熱ほど症状は強くありません。

 アフリカ中央部や東南・南アジア、中央・南アフリカ、オセアニア/太平洋州で患者が確認されていますが、最近、感染地域が拡大傾向にあります。ブラジルでは胎児の小頭症が増加しており、ジカ熱との関連が疑われています妊婦の方は流行地域への渡航は控えた方が良いとされ、厚生労働省検疫所(FORTH)が注意を呼びかけています(リーフレット PDF形式:258KB)。
 ワクチンはなく、治療は対症療法となるため、やむを得ず渡航する場合は、蚊に刺されないよう十分に対策しましょう(下記、2 虫に刺されない 参照)。

ジカウイルス感染症(ジカ熱)(さいたま市感染症情報センター)

 ●黄熱

 厚生労働省は、黄熱が流行している国・地域の周辺の黄熱のリスク国・地域へ渡航する場合には、黄熱予防接種証明書の提示が義務付けられているかに関わらず、渡航の10日前までに黄熱の予防接種を受けることを推奨しています。詳細は、以下の参考情報をご覧ください。

参考情報
黄熱について(厚生労働省)
黄熱のリスクアセスメント(国立感染症研究所)
黄熱ワクチンの接種機関一覧(厚生労働省検疫所(FORTH))

アフリカアフリカにおけるエボラ出血熱について

 エボラ出血熱は、エボラウイルスに感染し症状のある人の血液や体液等に直接触れることで感染するほか、感染したオオコウモリ、サル等野生動物の死体やその生肉に触れることなどで感染します。発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛等の症状が出て、次に嘔吐、下痢、出血等の症状が現れます。死亡率が50%以上と高く、認可されたワクチンや特別な治療法がないため、症状に応じた治療となります。
 発生国に渡航した際には、手洗いなど一般的な衛生対策を行い、感染した人の血液や体液、それらで汚染された可能性のあるもの、動物に触らないようにしてください。発生状況など詳細は、FORTH 新着情報(厚生労働省検疫所)をご覧ください。

 2019年8月15日付WHOの情報によると、8月13日の時点でコンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の患者数は、確定例とほぼ確実例を合わせて2,842人(死亡者1,905人を含む)が報告されています。医療従事者の感染は151人確認されています。

 同国では赤道州でエボラ出血熱の発生し、2018年7月24日に終息宣言がなされましたが(コンゴ民主共和国におけるエボラウイルス病アウトブレイクの終了(厚生労働省検疫所)参照)、2018年8月以降発生した集団発生はこれとは異なる環境下で発生したものとされています。当該地域へ渡航される方は注意し、帰国後、感染が疑われる症状がある場合には早期に医療機関に相談・受診しましょう。

News on Ebola virus disease(WHO)(新しいウィンドウで開きます)

エボラ出血熱についてのリスクアセスメント(国立感染症研究所 2017年10月2日現在)

エボラ出血熱について(厚生労働省)

 マスク中東呼吸器症候群(MERS)患者が発生しています

 WHOの情報によると、患者・感染者は全て中東地域の居住者または渡航歴のある人、もしくはその接触者でした。
 詳細は下記をご覧ください。

とりあたま中国などで鳥インフルエンザ患者が確認されています

 WHOの情報によれば、中国・台湾・香港で鳥インフルエンザ(H7N9)患者が確認されています。患者・感染者は全て中国本土の居住者または渡航歴のある人でした。
詳細は下記をご覧ください。

鳥インフルエンザ(H7N9)にご注意ください

 また、2018年2月22日付WHOの情報によれば、中国の国家衛生・計画出産委員会(NHFPC)から、鳥インフルエンザA(H7N4)患者1人が報告されました。鳥インフルエンザA(H7N4)の人の症例報告は、世界で初めてのことです。 この患者には心疾患、高血圧の持病がありました。また、発症前に生きた家きんへの暴露があったことが報告されています。

海外で注意すべき感染症について

海外旅行イメージ(本文用)

 海外では思いもよらないことで、深刻な病気に感染することがあります。 渡航先の情報は、大使館、外務省のホームページ等で最新の情報を確認しましょう。
また、以下の情報を参考にして、予防しましょう。

1 犬など動物に噛まれない

 日本を含む一部の島国・地域などを除いて、世界のほとんどの国で狂犬病が発生しています。有効な治療法は無く、発病するとほぼ100%死に至る深刻な病気です。世界における死者は毎年5万5千人と言われています。イヌ以外の動物(ネコ、キツネ、アライグマ、コウモリなど)も感染源になりますので、動物に噛まれないよう、近づかないようにしましょう。
 万が一、動物に噛まれた場合は、傷口をよく洗い、現地の医療機関を受診し、暴露後(ばくろご)ワクチン(動物に噛まれた後に狂犬病ワクチン接種を受けること)の接種など発病予防の処置を受けてください。

  • 狂犬病(さいたま市市感染症情報センター)
  • 狂犬病(厚生労働省)

2 虫に刺されない

 世界的にダニ・ネズミノミなどから感染する病気が発生しています。に刺されることにより感染するマラリア・デング熱・黄熱・チクングニア熱はアジア・中南米・アフリカなど熱帯・亜熱帯地域で、ウエストナイル熱は熱帯・亜熱帯地域に加えて北米や欧州でも発生しています。いずれも重症型になったり、脳炎などを起こしてしまうと、生命にかかわることがあります。
 デング熱・ウエストナイル熱などは、病原体となるウイルスそのものに有効な治療がありませんので、予防対策が重要です。蚊などに刺されないよう、長袖・長ズボンを着用し、素足でのサンダル履きは避け、虫除けスプレーの使用など対策をとりましょう。子ども、特に幼児への虫よけ剤の使用については、小児科医にご相談いただき、虫よけ剤が使用できない場合は、蚊が侵入できる隙間を作らないようベビーカーにぴったりと合う蚊帳でベビーカーを覆いましょう。

3 鳥や豚に近づかない、触らない

 アジア、欧州、アフリカ地域などで、家きん(ニワトリやアヒルなど)の鳥インフルエンザの発生が報告されています。また、一部の国で鳥から人への感染が起き、人での発病や死亡例が報告されています。発病者のほとんどが、鳥との濃厚な接触により感染したと考えられています。生きた鳥を売っている市場や養鶏場などへは、不用意に近づかず、鳥類に近寄ったり触れたりしないようにしましょう
 また、アメリカ合衆国で2011年8月以降、豚と接触があったり、豚がいた農業フェアに参加した人から、変異型のインフルエンザA(H3N2)vウイルスにかかった人が確認されています。
 いずれも予防のため、手洗いウガイを心がけ、咳エチケットを守りましょう。

4 充分に加熱していない水や食物は避ける

 熱帯・亜熱帯地域や衛生状態の良くない地方では、食物や水から、A型肝炎・コレラ・細菌性赤痢などに感染することがあります。生水、氷、生野菜、カットフルーツ、生の魚介類、充分に加熱されていない肉などは避けましょう。
 北米・欧州など先進国でも、加熱が不十分な肉から、E型肝炎や腸管出血性大腸菌感染症(O157など)に感染した事例が報告されています。先進国においても注意してください。
 2011年には、ドイツやスウェーデンなどヨーロッパで、発芽野菜(スプラウト)が原因と考えられる腸管出血性大腸菌による大規模な食中毒が発生しています。

5 水浴に注意

 発展途上国では、下水処理が全く行われなかったり、日本に比べて不充分なことがあります。そのため、川や湖沼が、赤痢コレラA型肝炎などの病原体に汚染されていたりレプトスピラ住血吸虫土着の寄生虫がいることもあります。
 病原体は目に見えないため、水浴や水泳により、不意に水が口に入ったり、粘膜や皮膚から、知らず知らずのうちに感染してしまいます。また、水しぶきを浴びたり、素足やサンダルで足を水に浸すことも感染の可能性があります。
 発展途上国では、衛生管理の行われているリゾート地などの水浴・水泳用の場所以外では、感染症のリスクを考慮し、水浴等は避けましょう。

 さいたま市内でも、発展途上国での飲食等が原因と推定される感染症の報告が毎年あります。

予防接種機関情報

 下記、厚生労働省検疫所ホームページをご覧ください。

渡航後の注意点

帰国時、発熱や咳、下痢、具合が悪いなど体調に不安がある場合、又は、動物に咬まれたり、蚊に刺されたなど健康上心配なことがありましたら、空港に設置されている検疫所にご相談ください。

また、感染症には、感染から発病までの「潜伏期間」があり、すぐには発病しないものがあります。海外には潜伏期間の長い感染症が数多くあります。
帰国後、数週間から数年たって症状があらわれることもありますので、少なくとも6か月程度は、体調不良で診察を受ける際に、海外に行ったことを医師に告げてください。

その他不安な点は、最寄りの保健所にお問い合わせください。

各感染症の詳細は、下記の厚生労働省等ホームページをご覧ください

さいたま市感染症情報センターへ

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保健福祉局/健康科学研究センター/保健科学課 
電話番号:048-840-2250 ファックス:048-840-2267

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