ページの先頭です。 メインメニューへ移動 フッターへ移動


ページの本文です。

更新日付:2020年6月1日 / ページ番号:C073262

知って受けよう!!「がん検診のメリット、デメリット」

このページを印刷する

 がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことでがんによる死亡を減らすことです。また、子宮頸がん検診のように、がんになる前の異常細胞を見つける場合もあります。一方でデメリットもあります。
 がん検診のメリット(利益)、デメリット(不利益)をよく理解して健康と安心のためにがん検診を上手に活用してください。

がん検診のメリット

1.救命の効果

がん検診の最大のメリットは、早期発見、早期治療による救命の効果です。

2.早期のがんの発見

がん検診は、症状のない健康な人を対象にしていることから、早期がんが多く発見されます。早期がんであれば、治る可能性が高く、治療も軽くすむことが多いです。

3 がん以外の病気を見つけ治療できる

がん検診では早期のがんが見つかるばかりでなく、がんになる前段階の病変が見つかることもあります。子宮頸がんにおける異型上皮、大腸がんにおける大腸腺腫(ポリープ)などがその例です。このような前がん病変は、それを治療することでがんになるのを防ぐことができます。

4 安心して生活できる

がん検診で異常なしとされれば、ひとまず安心して生活できます。しかし、過信は禁物です。定期的にがん検診を受診しましょう。

がん検診のデメリット

(国立がん研究センター【がん情報サービス】参考

1 がん検診でがんが100%見つかるわけではないこと

健常者を対象とした場合、100%がんを発見できる検査はありません。検出の限界よりも小さながんは検査で発見することはできませんし、検査そのものの限界もあります。このため、ある程度の見逃しは、どのような検診であっても起こります。

2 結果的に不必要な検査や治療を招く可能性があること

受診時の年齢が高い場合や、進行のゆっくりしたがんに対して特に精度の高い検診を行った場合、症状が出ず死に至らないがんを発見することがあり、これを「過剰診断」といいます。がんと診断された場合、過剰診断のがんと普通のがんを区別することはできないため、不必要な検査や治療を行ってしまう場合があります。
また、がんではないのにがんの疑いがあると判定されることがあり、これを検診での「偽陽性」といいます。100%の精度のがん検診はないため、「偽陽性」はある程度起こり得ます。

3 検査に伴う偶発症の問題

偶発症としては、胃の内視鏡検査では出血や穿孔(せんこう:胃壁に穴を開けること)を起こすものなどがあり、極めてまれですが、死亡に至ることがあります。またX線検査などによる放射線被ばくによるがんの誘発や遺伝的影響は、極めて低い確率ではありますが、否定することはできません。これらについては、検査を行う医師の技術向上や機器の改善などによってその影響を最小限に抑えられるようになっています。

4 受診者の心理的影響

がん検診を受ける場合、多かれ少なかれ心理的な負担があります。検診によって「がんがありそう(異常あり)」とされた場合、精密検査を受診する必要があり、検査の結果が出るまで精神的な負担がかかりますが、医師や看護師から十分な説明を受け、がん検診の利益、不利益を理解することが必要です。

*前立腺がん検診について

本市では、厚生労働省の「がん予防重点教育及びがん検診実施のための指針」(以下「国の指針」という。)に示されている胃・肺・大腸・乳・子宮頸がん検診を実施しています。このほか、市独自の検診として前立腺がん検診を実施しており、平成26年度から30年度までの5年間で794名の前立腺がんを発見しています。

前立腺がん検診は、PSA検査(血液検査)により行っています。全国で80%を超える市町村で実施されていますが、厚生労働省の「有効性評価に基づく前立腺ガイドライン」では、死亡率減少効果の有無を判断する証拠が現状では不十分であるため(市町村が実施する)対策型検診としては勧められないとしており、これを受けて国の指針においては対策型検診としては示されていません。一方、日本泌尿器科学会の「前立腺がん検診ガイドライン」では、死亡率の低下が証明されたとされています。このように、対策型検診としての妥当性について意見が分かれ、厚生労働省の「がん検診のあり方に関する検討会」において議論がなされているところです。

前立腺がん検診にもメリットとデメリットがあり、放置しても症状が出ないがんや進行が遅く寿命に影響しないがんが発見され、結果的に不必要な治療や検査を招く(過剰診断、過剰治療)可能性もあります。

受診を希望される方は、メリット・デメリットを理解した上で、担当医ともご相談の上、受診してください。

関連リンク

この記事についてのお問い合わせ

保健福祉局/保健所/地域保健支援課 健康支援係
電話番号:048-840-2214 ファックス:048-840-2229

お問い合わせフォーム

ページの先頭に戻る

イベント情報

イベント情報一覧を見る


表示モード : パソコン版スマートフォンサイト

ページの先頭に戻る