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更新日付:2016年1月16日 / ページ番号:C000064

漫画会館 ―北沢楽天・漫画のルーツ―

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 漫画会館は、日本近代風刺漫画の祖である北沢楽天(きたざわ らくてん)の晩年の邸宅跡地に、漫画を文化として育てていくことを目的として昭和41(1966)年にできた日本初の漫画に関する美術館です。

 北沢楽天は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本で最初の職業漫画家で、当時「ポンチ絵」として評価の低かった風刺画を洗練された芸術性と社会性のある近代漫画として確立させました。また、日本初のカラー漫画雑誌『東京パック』を創刊し、民衆の立場の代弁者として当時の世相や生活、文化を存分に諷刺しました。

 漫画会館では、北沢楽天の作品や現代漫画家の作品を展示し、漫画に関する様々なイベントを開催しています。楽天が当時の世相や庶民の生活などについて、遊びと諷刺の効いた漫画を描いていたことにあやかり、毎年、北沢楽天漫画大賞という漫画作品のコンテストを開催しています。また、北区プラザノース内のユーモアスクエアでは、毎年異なったテーマを元に世界各国の漫画家から一枚漫画の作品を集め、展示する国際漫画フェスティバルや、同じテーマに沿った写真作品を競うユーモアフォトコンテストを開催しています。

 世界が注目する“MANGA”、その漫画の歴史を今に伝える漫画会館は、これからもさいたま市の貴重な漫画の文化を受け継ぐ場所であり続けることを目指しています。

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スポーツ文化局/文化部/文化振興課 
電話番号:048-829-1226 ファックス:048-829-1996

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