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更新日付:2024年2月27日 / ページ番号:C009118

浦和博物館展示Web解説 その1

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馬場小室山遺跡 出土人面画土器 ほか (ばんばおむろやまいせき しゅつどじんめんがどき ほか)

以下2点は、埼玉県指定有形文化財(考古資料)に指定されています。

(1)馬場小室山遺跡(緑区)出土 人面画土器

縄文時代晩期 口径13.0cm 高さ14.8cm
埼玉県指定史跡 馬場小室山遺跡から出土した、写実的な人面を配した深鉢型の土器です。
馬場小室山遺跡は、見沼を臨む台地上にある縄文時代早期から晩期に及ぶ集落遺跡です。
この人面画土器とともに県指定の文化財である土偶装飾土器を含め様々な遺物が出土しています。

馬場小室山遺跡出土 人面画土器








 


(2)馬場小室山遺跡出土 土偶装飾土器(どぐうそうしょくどき)

縄文時代後期 口径13.8cm 鷹さ16.0cm
同じく馬場小室山遺跡から出土した、男女一対の土偶を配した深鉢型の土器です。

市立博物館       土偶横から 左女 右男
  土偶装飾土器(全体)             別角度から全体

土偶男正面アップ       馬場小室山遺跡出土 土偶装飾土器(部分拡大)
土偶装飾土器拡大(男性を表している)   土偶装飾土器拡大(女性を表している)

紙本墨書 大般若波羅蜜多経(しほんぼくしょ だいはんにゃはらみたきょう)

埼玉県指定有形文化財(典籍)に指定されています。

宗教法人 氷川女體神社 寄託
大般若波羅密多経600巻のうち、巻数番号の判明する539巻からなります。
600巻中最初の400巻は、川越仙波の無量寿寺の僧性尊が、正慶2年(1333年)から暦応元年(1338年)にかけて写経したもので、奥書によると、河越氏一族の繁栄を祈願したものです。
残りの200巻は、その後、川越仙波玉林坊の良藝が中心となって写経されていますが、体裁・書体は様々です。
また、永禄4年(1561年)から同6年にかけ、戦乱を避け、氷川女體神社(緑区宮本)の別当寺である文珠寺にいた川越仙波中院の僧奝藝(ちょうげい)によって、岩槻太田氏繫栄のために真読が行われたことが書き込まれています。

紙本墨書大般若波羅蜜多経の写真





 


 

見沼通船器材(みぬまつうせんきざい)

さいたま市指定有形文化財(歴史資料)に指定されています。

見沼通船堀を運航した船で実際に使われていたものです。
船用の茶だんす、米びつ、飲料水桶、片手桶、水かい出し(大・小)、綱、櫓、帆柱、渡し板の10点が指定されています。
見沼代用水周辺の村々と江戸とを結ぶ舟運に携わった船頭の仕事や船上での生活を想像できる資料です。

馬場小室山遺跡人面画土器


その2 浦和宿絵図/少年と鳩/見沼通船堀閘門模型

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電話番号:048-874-3960 ファックス:048-874-3960

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