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更新日付:2023年1月5日 / ページ番号:C092099

令和3年度の展示

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令和3年度に浦和くらしの博物館民家園で実施したミニ企画展や季節展示について紹介しています

学びのネットワーク「オリンピックの記憶」

展示概要

さいたま市内の公民館、図書館、博物館などの生涯学習関連施設において、同じ時期に同じテーマで、各施設の特色を生かした多様な学びの場を市民の皆様に提供する取組「学びのネットワーク」。令和3年度は「オリンピック・パラリンピック」をテーマに、様々な講座や展示事業が行われました。
浦和くらしの博物館民家園では、さいたま市立博物館所蔵の1964年の東京オリンピック関連資料を中心に紹介しました。

会期 令和3年7月10日(土曜日)から令和3年8月22日(日曜日)までの44日間(開館日数38日間)
会場 浦和くらしの博物館民家園展示室(旧浦和市農業協同組合三室支所倉庫内)
入館者数 730人

主な展示資料

オリンピック東京大会募金活動寄付金付き記念切手(第4次)

(さいたま市立博物館蔵)

第18回オリンピック競技大会記念切手

(さいたま市立博物館蔵)

東京オリンピック記念100円銀貨幣(個人蔵)

オリンピック東京大会募金活動 聖火台と競技人物 東京オリンピック記念100円銀貨幣

オリンピック東京大会の準備や運営の資金に充てるため、5円の額面に5円の寄付金を付加して発行した特殊切手。6回に分けて20種類が発行されました。写真の資料は昭和38年6月23日に発行された、第4回目の初日カバー(カッシェ)で、筆者は渡辺三郎。切手の意匠はバレーボール、ボクシング、ヨットの3種類です。

昭和39年10月10日から24日まで東京を中心として開催された第18回オリンピック競技大会を記念して、5種類の郵便切手が記念として発行されました。写真の資料はその中の1種類、5円切手の聖火台と競技人物です。

昭和39年に発行された東京オリンピック記念の100円銀貨幣です。図柄は、表が聖火台の上に五輪マークを配置、裏は太陽に算用数字100を重ねています。

写真で見る古民家の復原~旧綿貫家住宅~

展示概要

平成25年度から、様々なテーマをもとに開催している「写真で見る古民家の復原」。建物の移築・復原工事には、解体材をなるべくそのまま使うために、傷んだ部分を繕い、加工するといった高度な技術や伝統の技を受け継ぐ多くの職人さんの手がかかせません。令和3年度は、旧綿貫家住宅を対象とし、移築・復原の記録写真から日本の伝統的な家づくりの様子を紹介しました。

会期 令和3年7月21日(水曜日)から12月19日(日曜日)までの152日間(開館日数128日)
会場 浦和くらしの博物館民家園展示室(旧浦和市農業協同組合三室支所倉庫内)
入館者数 1,607人

主な資料

1移築前の旧綿貫家住宅

2部材を組む

3瓦を葺く

移築前の旧綿貫家住宅

部材を組み上げる

瓦葺

中山道に面した商家で、壁は黒く塗られていました。

解体した部材を補修した後、重機を使って礎石の上に組み立てていきます。

瓦を葺きます。瓦を葺く前に、水に強い杉皮も張っています。

4壁を塗る

5漆喰(しっくい)を塗る

6復原後の旧綿貫家住宅

壁を塗る

漆喰を塗る

復原された旧綿貫家住宅

壁を塗ります。壁は何層にも塗り重ねます。

鏝(こて)で4の壁の上に漆喰を塗ります。

5の後、建具や土間などを作り完成です。

ミニ企画展 虎の郷土玩具

展示概要

令和4年の干支は「寅」。当館収蔵資料を中心に日本各地に残る伝統的な郷土玩具の中から「虎」にまつわるものを紹介しました。
郷土玩具は日本各地に伝わる伝統的なおもちゃで、紙や木・土など身近な材料を使い、手作りで作られています。また、地域の習俗や信仰の中から生まれたものや、縁起物としての性格をもつものが数多くあります。現在では、おもちゃというよりも地域の民芸品としての側面が強くなっています。

会期 令和3年12月21日(火曜日)から令和4年2月6日(日曜日)までの48日間(開館日数35日)
会場 浦和くらしの博物館民家園展示室(旧浦和市農業協同組合三室支所倉庫内)
入館者数 493人

主な展示資料

下総柏張り子/首振り虎 出雲張り子/首振り虎
下総柏張子 出雲張り子

千葉県柏市に戦災で疎開してきた松本節太郎(1903~2004年)が戦後創始した郷土玩具「下総玩具」の一つで、張り子で作られています。

愛嬌のあるかわいらしい作風が特徴です。

松江の彫刻家、荒川亀斎(1827~1906年)が作った虎の像を原型に、明治の初めに現在の島根県出雲市の職人、高橋熊市が創始した張り子です。

尾がS字のように曲がって立ち、お尻を突き出し、口を開けた表情が特徴です。

ミニ企画展 小さな雛人形

展示概要

3月3日は、「雛祭り」です。「雛祭り」は、雛人形を飾り、女の子の健やかな成長を祈る年中行事とされています。また、四季の移り変わりがはっきりとしている日本では、桃の花の咲くころということから、「桃の節句」とも呼ばれている春の行事です。今回は、民家園収蔵資料の中から、各地に伝わる素朴な郷土玩具の「小さな雛人形」を紹介しました。

会期 令和4年2月8日(火曜日)から3月6日(日曜日)の27日間(開館日数22日)
会場 浦和くらしの博物館民家園展示室(旧浦和市農業協同組合三室支所倉庫内)
入館者数 412人

主な展示資料

大内雛

下総土人形/雛人形

富山土人形/抱き雛

大内雛 下総土人形/雛人形 富山土人形/抱き雛

約600年前にこの地を治めていた大内氏が、京都から漆塗職人を招いて漆器を作らせたのが大内塗の始まりとされ、重要な輸出品となっていました。

大内雛は、大内氏が京都から迎えた姫君をなぐさめるためたくさんの人形を作らせたという伝承にちなんで、大内塗の手法を用い大正時代に創りはじめられた人形です。

千葉県柏市に戦災で疎開してきた松本節太郎(1903~2004年)が戦後創始した郷土玩具「下総玩具」の一つです。

型を使わず、手びねりで作られた土人形です。

ユーモラスで、ほのぼのとした表情が特徴です。

160年ほど前、富山藩主が産業振興のため名古屋から陶工を招き、その窯で天神人形を作ったのが、富山土人形の始まりとされています。

抱き雛は、男雛と女雛が寄り添うような、かわいらしい人形です。

季節展示

展示名

展示の様子

七夕飾り

会期 令和3年8月7日(土曜日)から18日(水曜日)の12日間(開館日数10日)
会場 旧蓮見家住宅・ロビー
内容 旧暦の七夕に合わせ、七夕馬と七夕飾りの展示しました。

七夕飾り

小正月のまゆ玉飾り

会期 令和4年1月10日(月曜祝日)から23日(日曜日)の14日間(開館日数12日)

会場 旧野口家住宅・旧蓮見家住宅・ロビー

内容 小正月(1月15日)前日に豊作を祈るために飾ったまゆ玉飾りを展示し紹介しました。

小正月のまゆ玉飾り

雛飾り

会期 令和4年2月7日(火曜日)から3月6日(日曜日)の27日間(開館日数22日)

会場 旧蓮見家住宅

内容 3月3日の節句に合わせ、雛段飾りを展示し紹介しました。

雛壇飾り
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地図情報

地図をご覧になる場合は、下記リンクをクリックしてください。(Googleマップが新しいウィンドウで開きます。)

この記事についてのお問い合わせ

教育委員会事務局/生涯学習部/博物館/浦和くらしの博物館民家園 
電話番号:048-878-5025 ファックス:048-878-5028

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