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更新日付:2021年1月13日 / ページ番号:C076868

旧坂東家住宅の概要

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旧坂東家住宅とは

旧坂東家住宅は片柳の加田屋新田を開発した、坂東家の旧宅をほぼ同じ位置に復原したものです。

寄棟造り、茅葺の建物で、建坪は87坪(約286平方メートル)。江戸時代の末、安政4年(1857年)の建立で、式台を持つ格式の高い住宅です。

坂東家住宅住宅(平成8年開館当初の写真)

旧坂東家住宅の建築と間取り

旧坂東家住宅は3時期にわたって造られたと考えられており、床上部分が安政4年の建立であることが柱のほぞ穴の墨書により判明しています。土間部分の建立はこれより古く、中二階を持つ建物背面に突出した八畳の部屋が一番新しいものとされていますが、建築年代にあまり大きな差はないと考えられています。

向かって右手の土間は建物の間口約半分を占め、土間部分は壁により「うまや」、「おとこべや」、「みそべや」等の部屋に仕切られており、「うまや」の部分は南側に張り出しています。床上部分の「おくざしき」から続いて「かって」とよばれる板の間があり、土間側に囲炉裏が設置されています。

床上部分は六間取りで「おくざしき」の南側には「おもて」があり、「おくざしき」から続く中二階を持つ「はちじょう」が建物北側に突き出しています。次に「ざしき」と「げんかん」があり、「げんかん」には身分の高い人を迎える式台がついています。西側は「おく」、「おくでい」と呼ばれる部屋で、「おくでい」には床の間と付書院があります。西側の「ろうか」の奥には湯殿と便所を設けています。

このように、旧坂東家住宅はこの地の名主の屋敷としての規模と格式を備えた家となっています。

旧坂東家住宅図面

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教育委員会事務局/生涯学習部/博物館/旧坂東家住宅見沼くらしっく館 
電話番号:048-688-3330 ファックス:048-688-3335

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