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更新日付:2017年12月8日 / ページ番号:C037303
左図「飲食養生鑑」・右図『養生一言草』大飲大食図(クリックで大きい画像が出ます)
江戸時代の中頃(18世紀)には農業生産力の発展による全国的な生活水準の向上を受け、医療環境が大きく改善し長寿の可能性が増しました。そして健康と長寿への関心が高まるなか、『養生訓』を始めとした養生書が数多く出版されました。これらの養生書には、体や心の養生法が事例を並べて述べられており、現在読み返しても共感の持てる言葉が数多く綴られています。また、江戸時代にあっては高齢者等の介護の場は「家」であり、子として親を養う責任から「養老」の実践が強調され、孝行者には褒賞が与えられました。
今回の展示では、江戸時代の養生と介護の様子をとおして当時の人々が向き合った「健康」と「長寿」について考え、現在に通ずる知恵や工夫の事例を紹介しました。
・会 期 平成26年10月11日(土曜日)から11月24日(月曜日)
・会 場 さいたま市立博物館 1階 特別展示室
・時 間 9時から16時30分
・休館日 祝日を除く月曜日、10月14日(火曜日)、11月4日(火曜日)
講師:順天堂大学特任教授 酒井シヅ 氏
日時:平成26年10月26日(日曜日) 14時から15時30分
講師:茨城大学教授 瀧澤利行 氏
日時:平成26年11月1日(土曜日) 14時から15時30分
講師:東京家政学院大学名誉教授 江原絢子 氏
日時:平成26年11月15日(土曜日) 14時から15時30分
博物館職員による展示解説をおこないます。(申込みは不要)
10月18日(土曜日)、11月2日(日曜日)の11時から、14時から
各30分程度
価格 1000円
規格 A4版、カラー、60ページ
重さ 320グラム
教育委員会事務局/生涯学習部/博物館
電話番号:048-644-2322 ファックス:048-644-2313