ページの本文です。
更新日付:2018年5月7日 / ページ番号:C058113
平成30年(2018)は、明治元年(1868)から起算して150年の年に当たります。この節目の年に、教育というテーマで近代化の歩みを進めた時代を振り返ります。
明治時代、日本はあらゆる面で急速に近代化が進められました。教育もその一つであり、「学制」をはじめとする近代教育制度が導入されていきました。
さいたま市域に目を向けてみると、「学制」に基づき学校が各地に展開し、小学校の教員養成が急務となる中、浦和の地には埼玉県師範学校が設置されました。同校は埼玉県各地に多くの教員を輩出し、県下の近代教育の発展に貢献しました。なお、平成30年はその校舎「鳳翔閣」が建築されてから140年目にも当たります。
本展では「鳳翔閣」をはじめ、埼玉県師範学校にゆかりのある資料や、近代教育の幕開けとともに広がりをみせた初等教育に関連する資料などから当時の教育の諸相を紹介します。
左 三條実美筆鳳翔閣竪額(さいたま市指定文化財 浦和博物館蔵)
中央 埼玉県師範学校の前身である改正局が発行した教科書『連語篇』(当館蔵)
右 明治期の校舎で使用されていた屋根瓦(さいたま市立木崎小学校蔵)
1.寺子屋から学校へ
2.埼玉県師範学校
3.さいたま市域の初等教育
1. 「近代教育の幕開け ―学校と教師の誕生―」
日時 3月10日(土曜日)午後2時から午後3時30分
会場 さいたま市立博物館 講座室
講師 山田 恵吾 氏 (埼玉大学教育学部准教授)
定員 50名(申込み先着順)
費用 無料
申込み 3月3日(土曜日)午前9時からさいたま市立博物館へ
電話でお申し込みください(TEL048-644-2322)
2.「鳳翔閣について」
日時 3月17日(土曜日)午後2時から午後3時30分
会場 さいたま市立博物館 講座室
講師 髙山 清司 氏 (元さいたま市立博物館長)
定員 50名(申込み先着順)
費用 無料
申込み 3月6日(火曜日)午前9時からさいたま市立博物館へ
電話でお申し込みください(TEL048-644-2322)
博物館学芸員による展示解説を行います。(お申込みは不要です)
1.3月31日(土曜日)午前11時・午後2時の2回(各回30分程度)
2.4月14日(土曜日)午前11時・午後2時の2回(各回30分程度)
教育委員会事務局/生涯学習部/博物館
電話番号:048-644-2322 ファックス:048-644-2313