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更新日付:2023年1月4日 / ページ番号:C086800
柿は、日本では古くから親しまれた果実であり、現在に至るまで各地で植栽され、食べられています。
一方、このような食用だけではなく、渋柿の渋を醸造し、「柿渋」という、防水性・防腐性をもった塗料を生産するための素材としても利用されていました。
現在のさいたま市東部から川口市北部にかけての大宮台地を中心とした地域の農家では、江戸時代後期から昭和戦後にかけて柿渋が盛んに作られました。
この柿渋は「赤山渋」と呼ばれ、江戸をはじめ関東各地に出荷され、家屋の外壁や投網、団扇、提灯、唐傘などの塗料として使用されていましたが、化学塗料が普及していく過程で生産されなくなり、今では見ることができなくなっています。
本展示では、かつての郷土の特産物として名を馳せた「赤山渋」について、古文書や生産用の道具、製品などの資料を中心に紹介しました。
期間:令和4年3月5日(土曜日)から5月8日(日曜日)
会場:さいたま市立博物館 特別展示室
時間:9時~16時30分
休館日:月曜日(ただし祝日は開館)、3月22日(火曜日)
入館料:無料
序章 柿と日本人
第1章 柿渋のあゆみ
第2章 柿渋をつくる
第3章 柿渋をつかう
第4章 「赤山渋」~かつての郷土特産物~
表題・講師 | 日時 | 定員 | 費用 | 申込 |
---|---|---|---|---|
体験講座「柿渋でTシャツを染める」 山﨑 利江 氏(楽布の会 主宰) |
3月19日(土曜日) 9時30分から12時 |
20名 | 200円 | 講座終了 |
講演「赤山渋の再現プロジェクト」 井上 二三世 氏(新井宿駅と地域まちづくり協議会 会員) |
3月20日(日曜日) 13時30分から15時 |
30名 | 無料 | 講座終了 |
講演「赤山渋の生産と流通」 松岡 聖子 氏(埼玉民俗の会 会員) |
3月27日(日曜日) 13時30分から15時30分 |
30名 | 無料 | 講座終了 |
更新日:令和4年3月31日
日時:3月5日(土曜日)、4月17日(日曜日)、5月3日(火曜日・祝日)、各日11時~、14時~
所要時間:各30分程度
費用:無料
申込:不要
教育委員会事務局/生涯学習部/博物館
電話番号:048-644-2322 ファックス:048-644-2313