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更新日付:2021年10月3日 / ページ番号:C077830
江戸時代、中国の瀟湘(しょうしょう)八景や近江八景などに影響を受けて、全国各地の景色を八景に見立てて、絵画を描くことや、和歌や詩を詠むことで、風景を楽しむ文化が各地に広がりました。全国各地の八景は1,100以上の場所で確認されていますが、さいたま市内でも「岩槻古城八景」(岩槻区)、「与野八景」(中央区)、「大宮八景」(大宮区)、「日向十景」(桜区)などが確認されています。本展では、市内の八景に関する絵画資料、句集や歌集等を中心に展示することで、市内における八景文化を紹介します。
会場:さいたま市立博物館 特別展示室
時間:9時~16時30分
休館日:月曜日(ただし祝日は開館)
入館料:無料
※新型コロナウイルス感染防止の対策を十分に講じた上で開催しました。
第1章 「八景の系譜 ~瀟湘八景と近江八景~」
▲「近江八景 堅田落雁」(左)「近江八景 石山秋月」(右)(国立国会図書館所蔵、パネル展示)※国立国会図書館ウェブサイトから転載
第2章 「市内の八景文化」
岩槻古城八景
▲「岩槻古城八景 城口晩鐘」 ▲「岩槻古城八景 鵜首夕照」 ▲「岩槻古城八景 茶屋臺暮雪」 ▲「岩槻古城八景 高臺秋月」
▲「岩槻古城八景 車橋晴嵐」 ▲「岩槻古城八景 樹木郭夜雨」 ▲「岩槻古城八景 船入口帰帆」 ▲「岩槻古城八景 米蔵跡落雁」
(さいたま市立博物館所蔵)
▲「岩槻古城八景歌集」(岩槻郷土資料館所蔵)
▲「時の鐘 露盤」(左)「時の鐘鐘楼棟札」(右)(岩槻郷土資料館所蔵)
与野八景
▲「与野八景句集 落合ノ桜花」 ▲「与野八景句集 筑越ノ行人」 ▲「与野八景句集 中里ノ照月」 ▲「与野八景句集 越土ノ夕雨」
▲「与野八景句集 高沼ノ稲舟」 ▲「与野八景句集 筑波ノ晴峯」 ▲「与野八景句集 大戸ノ丘雪」 ▲「与野八景句集 大宮ノ鳴鐘」
▲「与野八景句集 大戸ノ桜花(句)」(与野郷土資料館所蔵)
その他の市内の八景(大宮八景・宮本八景・日向十景・横根八景・浄国寺八境)及び埼玉県内の八景を紹介
第3章「現代の市内の“八景”と景観」
企画展「さいたま八景」関連講演会として「1. 現代のさいたま市内の景観」「2. 日向十景とさいたま市の景観」の開催を予定しておりましたが、緊急事態宣言の延長に伴い、中止となりました。
日時:3月20日(土曜日)14時~16時
講師:さいたま百景選定市民委員会 中津原努氏
さいたま百景選定市民委員会 安部邦昭氏
場所:さいたま市立博物館講座室
申込:電話受付(先着順)、3月9日(火曜日)9時より受付開始
定員:20人(新型コロナウイルス感染症対策のため当初の予定から変更となりました)
日時:3月21日(日曜日)14時~16時
講師:埼玉大学教育学部教授 薄井俊二氏
埼玉大学大学院理工学研究科准教授 深堀清隆氏
場所:さいたま市立博物館講座室
申込:電話受付(先着順)、3月10日(水曜日)9時より受付開始
定員:20人(新型コロナウイルス感染症対策のため当初の予定から変更となりました)
中止になりました上記講演会を、ネット講座としてYouTubeに公開しました。表題をクリックするとYouTubeが開きます。
現代のさいたま市内の景観 |
第一講 |
さいたま百景選定市民委員会 中津原 努 氏 |
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第二講 |
さいたま百景選定市民委員会 安部 邦昭 氏 |
|
日向十景とさいたま市の景観 |
第一講 |
埼玉大学教育学部教授 薄井 俊二 氏 |
第二講 |
埼玉大学教育学部教授 飯泉 健司 氏 |
|
第三講 |
埼玉大学大学院理工学研究科准教授 深堀 清隆 氏 |
学芸員による展示解説を行いました。
日時:3月27日(土曜日)、4月18日(日曜日)、5月3日(月曜日) 、各日11時~、14時~
定員:各回15人 (申し込みは不要)
費用:無料
教育委員会事務局/生涯学習部/博物館
電話番号:048-644-2322 ファックス:048-644-2313