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更新日付:2019年5月9日 / ページ番号:C064250
オリンピック聖火は、平和や希望の象徴とされています。ギリシャの古代オリンピアの太陽光から採火されたオリンピック聖火は、オリンピック開催国において、オリンピックムーブメントの最も力強い象徴となり、聖火ランナーが、リレーによりつないでいきます。
東京2020聖火リレーのコンセプトは、Hope Lights Our Way (英語) / 希望の道を、つなごう(日本語)です。支えあい、認め合い、高めあう心でつなぐ聖火の光が、新しい時代の日の出となり、人々に希望の道を照らし出します。
埼玉県では、2020年7月7日から7月9日に聖火が通ります!そこで1964年の東京大会において、県立浦和高校の代表として聖火リレーの走者となった、柴田さんに当時の様子や、東京2020大会の聖火リレーへの思いを伺いました!
当時、サッカー部の主将をしていたのですが、聖火リレーには、各運動部の主将が走るということで、夏休み前に招集されました。
国を挙げたイベントですから、周りからはおめでとうと声をかけてもらいましたが、私自身は、ユースの日本代表選手として選抜され、冬にサッカーの試合も控えていたので、少し重荷に感じていたのを覚えています。
聖火リレーは隊列に合わせて走るので、本番まで、決められたスピードで走る練習を繰り返しました。
そして本番、10月6日か7日に走ったのですが、平日にもかかわらず、沿道の観衆の声援がとてもすごかったです。
観衆の中には、当時交際中であった浦和一女生もいました。走ったのは、平日の日中だったので、学校を抜け出して見に来てくれたのかもしれません。改めて、それほど注目されるイベントなのだと感じます。ちなみに、現在、その彼女は私の妻です。
最後に、裏話ですが、当時の大会運営の幹部に埼玉県出身の方がいて、開会式で 聖火台に火をつける最終ランナーの候補として、私も残していたと聞きました。
ただ、最終的に選ばれた方は、1945年8月6日に広島県でお生まれになった方であり、戦争からの復興という当時の五輪のテーマを体現されていたので、それで良かったと感じています。
聖火や五輪は、見る人に大きな希望や感動を与えるものです。東京2020大会も東日本大震災からの復興をしっかりと打ち出してほしいですね。
スポーツ文化局/オリンピック・パラリンピック部
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