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更新日付:2022年12月19日 / ページ番号:C069655

北川 麻美 さん(水泳)

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北川麻美さん
北川麻美さん

さいたま市出身の北川麻美さん。
2006年パンパシフィック水泳選手権で競泳日本代表に初選出され、200メートル平泳ぎで銀メダルを獲得。
2008年北京オリンピックでは日本代表として、4×100メートルフリーリレーに出場。また、100メートル平泳ぎで8位、200メートル個人メドレーで6位、4×100メートルメドレーリレー6位に入賞されました。
現在は、さいたま市立保育園で保育士をしています。

パーソナルな部分について

Q.好きな食べ物はなんですか?
A.母親お手製のハンバーグです。

Q.尊敬している方・憧れている方はいらっしゃいますか?
A.野球の松井秀喜選手に憧れています。人を批判することのない謙虚な人柄や野球に向かう姿勢が素晴らしいと感じています。

Q.モットーを教えてください。
A.「笑顔」です。現役時代は感情の起伏が激しく、緊張でよく泣いていました。涙を流すよりも笑顔が良いと思って、モットーにしています。

Q.さいたま市で思い出のあるスポットはありますか?
A.大宮公園水泳競技場です。中学時代の大会や合宿でよく使っていました。 

競技について

北川麻美さん
今も続けられているマスターズ競泳

Q.競技を始めたきっかけは?
A.小さい頃から水遊びが好きで、姉とよく遊んでいました。姉が水泳を始めたことや、幼稚園にスイミングスクールがあったことから、私も水泳を始めました。

Q.水泳や得意種目である平泳ぎの魅力や面白さはどんなところだと思いますか?
A.平泳ぎは手足のタイミングによってタイムが違ってくるところです。体調が悪くても、ピカッとタイミングが合うとタイムが良くなったりするのが面白いですね。水泳は、保育士を始めてから泳げない方に教えるようになって、水の中で体を浮かして自由自在に動けることはすごいことだったんだなぁ、と魅力に感じています。

Q.競技をしていて良かったと思ったことはありますか?
A.色々な所に、様々な職業の友達ができたことです。水泳をしていなければ行けなかったような国の地域性やモノに出会えました。

Q.反対に、競技をしていてつらかったことはありましたか?
A.水泳が生活の一部となっていたので、つらいと思ったことはないです!現役を終えてから、生活の一部であった水泳が無くなり、新たにやりたいこととかが出てきて、他の世界があることに気付きました。

Q.北京オリンピックの際、200メートル個人メドレーでは予選から少しずつタイムを更新されましたが
A.オリンピックまでは世界大会に出てもいい記録が出せませんでした。オリンピックでは予選から決勝まで一本一本を全力で泳ぎ、毎回記録を更新することができたのですが、普段と何が違ったのか分かりません。もしかしたら、一本目の4×100メートルフリーリレーに出たときに何かが吹っ切れたのかもしれません。

Q.選手村の思い出は何かありますか?
A.様々な国、様々な競技の選手がいました。テレビで見ていたバレー選手を見れたのは今でも覚えていますね。

Q.競技人生で一番印象に残っていることは?
A.高校1年生のインターハイの4×100メートルリレーでアンカーを務め、優勝した時に父が泣いたことです。父は大会の時に毎回ビデオカメラを持って応援に来てくれるのですが、ビデオを見返すと手が震えていたり、声の調子が違っていて、感動してくれたんだなと分かりました。関東大会ではアンカーを務めて抜かれてしまったということもあり、なおさらだったんだと思います。

Q.ちなみに、保育士になった理由は?指導者を考えたことはありましたか?
A.よく聞かれるのですが、指導者を考えたことはないです。小さな頃は通院していて看護師さんにお世話になったので、憧れていたんですが、血を見るのが苦手で・・・(笑)。ただ、小さな子と接する職業に就きたいと思っていたので、中学・高校生の頃には保育士になるのが夢でした。

Q.オリンピックに出場するのは夢ではなかったんですか?
A.オリンピック出場は、「夢」よりも現実味を帯びた「目標」でした。

子どもに向けて

Q.スポーツなど夢に向かっている子どもたちに向けてメッセージを。
A.何か一つでも自分の誇れるものを持ってください。私にとってはそれが水泳でした。皆さんも、やりたいことに信念をもって突き進んでください!

北川麻美さん
モットーの笑顔はお話し中にも

現在もマスターズ競泳に取り組んでおり、日本記録の更新を目指す北川さん。競泳もお仕事も頑張ってください!

※北川麻美さんへのインタビューは、令和2年1月下旬に行いました。

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電話番号:048-829-1737 ファックス:048-829-1996

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