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更新日付:2022年12月19日 / ページ番号:C070074

眞田 卓 選手(車いすテニス)

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眞田卓選手
眞田卓選手

栃木県出身の眞田卓選手。現在はさいたま市在住で、凸版印刷株式会社に所属し、パラリンピック出場を目指し日々練習に励んでいます。

2011年に本格的に競技として取り組み始め、翌2012年のロンドンパラリンピックでは初出場ながらも、シングルスベスト16、ダブルスベスト8を獲得しました。
2016年のリオパラリンピックではシングルスでベスト16、ダブルスでは4位をと着実に実力を伸ばし、2018年に開催された「車いすテニス世界国別選手権」では、シングルス、ダブルスともに全勝し、日本の優勝に大きく貢献しました。

パーソナルな部分について

Q.好きな食べ物・嫌いな食べ物はなんですか?
A.アップルパイが好きです。海外遠征でも食べています。嫌いな食べ物はないです。

Q.座右の銘は?
A.現状打破です。常に新しいことに挑戦し、現状よりも良くすることをモットーにしています。

Q.さいたま市でよく行くスポットはありますか。
A.別所沼公園でいつも犬の散歩をしています。

Q.リフレッシュの方法は?
A.周囲を暗くしてロウソクだけを焚いて、20分間瞑想をしています。瞑想中は頭に思い浮かんだことをじっくり考えます。瞑想には眠気を導入する効果もあるんですよ。また、最近はアウトドアにもはまっていて、キャンプにもよく行きます。

競技について

眞田卓選手
パワ-ショットが得意です。

Q.競技を始めたきっかけは?
A.19歳のときにバイク事故に遭い右足の切断をしたのですが、心のリハビリテーションや身体のリフレッシュを目的として障害者交流センターで車いすテニスを始めたことがきっかけです。最初の頃はテニス以外にもバドミントンも行いました。中学時代にソフトテニスをしていたこともあり、ラケット競技が得意なんです。

Q.競技の魅力はなんだと思いますか?
A.車いすが激しくダイナミックに動く様子や健常者にも劣らないラリーのスピードが魅力だと感じています。また、2バウンド以内に返球すること以外はコートの規格やラケットなどすべてテニスと同じなので、健常者と一緒にラリーを楽しめることも魅力です。
 テニスはコートにいくつか種類があるんですが、私が得意としているのはレッドクレイコートです。相手コートでバウンドした際にボールがイレギュラーに弾んだり勢いがついたりするので、パワーヒッターの自分に合っていると思います。

Q.競技をしていて良かったことはありますか?
A.遠征が多く、行動範囲が広がった結果、たくさんの文化や色々な国の人と触れ合うことができました。知り合いが多くなり知識も増えることで、自分の世界観が変わりました。

Q.競技をしていてつらかったこと・やめたいと思ったことはありますか?
A.勝負の世界なので、やはり勝てないときはつらいですね。また、身体のコンディションを整えていくことの大変さも感じています。

眞田卓選手
手のひらの大きなマメは努力の証です

Q.競技を続けられた秘訣は?
A.たくさんの方と関わることで応援してくださる方を増やしてモチベーションを高めることです。

Q.パラリンピックの思い出を聞かせてください。
A.開催国の方々がすごく楽しんでいることが一番印象的でした。開催国の方々が楽しむことで、その雰囲気が海外選手や試合を見に来る旅行者にも伝わり、大会全体が非常に盛り上がっていました。

Q.東京2020パラリンピックへの思い、意気込みをお聞かせください。
A.今回出ることができれば3度目の出場となります。これまで応援してくれた方のためにもメダルを取ることが目標です。また、この機会に障害者スポーツに対する理解が深まってほしいです。

子ども・市民に向けて


Q.子どもたちが夢を叶えるためには。
A.目標を持ち、夢を持ってその実現に向けて頑張っていくことです。

Q.最後に、さいたま市民の皆さんにメッセージを。
A.せっかく日本で開催されるので、競技会場やテレビで多くの試合を見て応援してください。また何らかの形で大会に関わってもらいたいです。海外から多くの方が日本にやってくるので、たくさんの国の挨拶を覚えて、おもてなしをしてみてください。そして、私が出場したら、全力で応援してください!!

眞田卓選手
競技やプライベートのことなど気さくにお話いただきました

※眞田卓選手へのインタビューは、令和2年2月中旬に行いました。

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