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更新日付:2017年3月14日 / ページ番号:C001874

「建築協定」はどのような制度ですか?

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回答

 建築協定とは、安全で住みやすい良好な地域づくりのために、地域の住民が自発的に建築基準法の基準以上のルールを取り決めて、住民たちで守り合う制度です。建築基準法は、建築物の構造や用途に関して、最低限の基準を定めたものですので、個々の地域では、建物の高層化や風紀上好ましくない建物や環境を害する恐れのある建物が建つなどして、日照・通風・採光・騒音・電波障害・プライバシー等の問題が起こったりしています。このような問題を未然に防ぐために、個々の地域の特色を活かしたまちづくりに関する基準を土地所有者などが申し合わせて、全員の合意により、建築物の形態や用途などに関する協定を結び、市長の認可を得て運営していく制度です。
 ただし、建築協定を結んだらそれでおしまいというわけではありません。その後も協定の約束事が守られるように住民が互いに気を配ることや、有効期間の切れる前に更新の準備と時代の変化に応じた協定内容の見直しを行うなど、地域住民みなさんの協力が必要です。このような協定を守っていく粘り強さと積極的な取り組みこそが、住民の誇りとなる魅力あるまちの実現には、とても大切です。

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