市民の皆様へ（平成23年11月20日）

　皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。

　さいたま市は、平成23年誕生10周年を迎え、11月1日に記念式典を行いました。

　本市は、平成13年5月1日、浦和市・大宮市・与野市の合併により、県内初の100万都市として誕生しました。平成15年4月1日には、13番目の政令指定都市となり、平成17年4月1日には岩槻市との合併を経て、人口も123万人を超え、全国で9番目となりました。埼玉県の行政、経済、文化の中心都市としてはもちろんのこと、関東ひいては我が国を牽引する大都市として発展を遂げてまいりました。

　ここに至るまでには、さいたま市の礎を築いた先人の方々はもとより、地域にあって様々なご尽力をいただいている自治会をはじめとする多くの皆様方の英知と汗の賜物であり、改めて深く感謝を申し上げます。

　さて、この10年、本市は平成の大合併の先駆け的存在として、多くの施策を積極的に展開し、一つのさいたま市を創造するための基盤強化を着実に進めてまいりました。また、首都圏にありながら貴重な大規模緑地空間である見沼田圃をはじめとした豊かな自然や、長く受け継がれてきた歴史と伝統、さらには本市独自の文化を大切に育んでまいりました。

　そして、誕生10周年を契機に、皆さんが住むまちに愛着と誇りを持ち、また市外にさいたま市をアピールしていくため、本市の新たなキャッチフレーズを「のびのびシティ さいたま市」としました。市民の皆様が、のびのびと暮らし、未来に向かって、伸びていく。豊かな自然、安心して住める環境とともに、発展、進化する、さいたま市を、このキャッチフレーズに込めています。

　誕生10周年の節目にあたる平成23年を本市の更なる飛躍に向けた新たなスタートの年とし、「これからの100年」を見据えて、市民の皆様とさいたま市の未来・夢を共有し、日本一しあわせを実感できる都市さいたま市を築いてまいりたいと考えています。

　今後とも、市民の皆様、関係団体また事業者の皆様方には、なお一層のご理解、ご協力をお願いいたします。

　さいたま市長　清水　勇人