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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C012013

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

市民の皆様へ(平成22年9月6日)

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 皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。

清水市長

 9月20日は敬老の日。この時期に合わせて市内各地で敬老会が行われます。毎年、私もできるだけ出席をさせていただいていますが、人生の大先輩の皆様のお元気なご様子には、いつも圧倒される思いです。私は、人の幸せとは健康で長生きをすることにあると考えています。さいたま市は、高齢者の皆様が活き活きと健康で暮らせるよう様々な事業を行っています。

 その一つとして9月15日からは、シルバー元気応援ショップ制度を開始します。これは、市内に居住する65歳以上の方に発行しているシルバーカードを協賛店で提示すると、割引サービスを受けられる制度です。8月末現在、買い物や食事、学びや健康など様々な店舗や施設、739か所にご協力をいただいています。国内友好都市にも、ご協力いただき、旅行先でも宿泊先の宿泊料金の割引などでも、ご利用できます。ぜひ、大いにご活用いただきたいと思います。

 一方、昨今、全国各地で所在不明の高齢者が判明しました。中には大変痛ましい事件もありましたが、私は家族や友人関係、地域でのお付き合いといったコミュニティや絆の崩壊が大きく影響したのではないかと思っています。市長就任以来お伝えしてきたことですが、家庭の絆、地域の絆そして市民全体の絆が、今のさいたま市にとっては、何よりも大切です。「絆で結ばれた一つのさいたま市」をつくり、市全体が一体となって「公共」を担い、未来を築く「子どもが輝く絆で結ばれたまち」を実現したいと考えています。

 しかし、生活水準の向上や情報化社会の進展などにより、以前と比べ飛躍的に多様化・高度化した公的サービスのニーズに、これまでのように行政だけで応えていくことはできません。古く日本における「公共」の担い手は、必ずしも行政のみではなく、隣組や寺子屋など、多様な主体が協働して「公共」を支えてきました。

 市民が主役の新しい市政、このためには市民や事業者の皆様一人ひとりが、地域のために何が出来るのかを考え、出来ることから始めていくことが必要です。自分が出来ることは自分で行う自助、また、自分ひとりで出来ないことは地域で助け合う共助、そして、地域でも出来ないことは行政が対応する公助、この3つのバランスが、とても重要です。

 私は、市民、地域、行政それぞれが責任感を持ってまちづくりに参加することが、結果として、市民の連帯感や責任感を醸成し、市民一人ひとりが幸せを実感できるまちづくりにつながっていくと考えています。

 「新しい公共」、この古くて新しい考え方のもと、家庭や地域そして市民全体の絆を築き、行政との連携をより一層強化して新たなさいたま市を創り上げていきたいと考えています。市民の皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。

 最後に、まだまだ残暑が続くようですが、市民の皆様には熱中症や食中毒など、体調管理に十分お気を付けいただき、お元気でお過ごしください。

 さいたま市長 清水 勇人

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電話番号:048-829-1014 ファックス:048-833-1578

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