市民の皆様へ　ひと月が過ぎて（平成21年7月1日）

　こんにちは、市長の清水勇人です。
市長就任から“あっ”と言う間に1ヶ月が過ぎました。このひと月で様々な行事に精力的にお伺いし、多くの皆様からご意見を拝聴させていただきました。お話いただいた皆様、ご関係の皆様、誠にありがとうございました。
　私は、4年間で80回のタウンミーティングと400回の現場訪問、また全学校を訪問することにしており、既に約10回の「“絆”現場訪問」を実施いたしましたが、訪問した先々で様々なご意見をいただき、大変うれしく思っています。今後も市民の皆様から顔の見える市長として、また、市民の声、地域の声が届く市政運営を行ってまいる所存でございます。
　さて、市民ニーズに迅速かつ柔軟に対応するため、7月1日から全区役所に区長直轄の「くらし応援室」を設置しました。区役所は、市民にとって最も身近な市政の最前線基地であり、今後、権限委譲を含め区のあり方を検討してまいりますが、「くらし応援室」は区役所改革の第一歩として、市民の皆様に満足していただける組織となるよう、皆様とともに育てていきたいと思います。
　また、現在、私にとって初議会となる「さいたま市議会6月定例会」が開会中であり、条例議案、補正予算案、人事議案等を議会に提出しています。この議案には、今後、行財政改革を進めていくうえで、まずは、私自身が率先して身を削るため、私の退職手当を50％削減する条例も含まれています。市政運営において私と車の両輪の立場にある市議会の皆様方に、提出議案についてよく説明し、また議論を重ねながら、承認をいただくように頑張ります。　　
　昨年の金融危機に端を発する未曾有の経済危機をはじめ、現下の厳しい社会経済情勢の荒波の中で、この「さいたま丸」が市民の皆様にとって一番良い方向へと舳首が向くよう、市政の舵をしっかり取ってまいりますので、引き続き、皆様のご支援、ご協力をお願いします。　

平成21年7月1日
さいたま市長　清水　勇人