市民の皆様へ（平成26年8月21日）

　皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。

　大宮区役所移転に関する県との土地交換について、県市それぞれの議会で関連議案を可決いただき、8月1日に県と正式に契約を締結しました。今後、大宮区役所新庁舎の早期完成を目指すとともに、大宮駅周辺のまちづくりについて、スピード感をもって各事業を推進してまいります。

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　さて、8月3日から8日まで、今年、姉妹都市提携20周年を迎えた、アメリカ合衆国リッチモンド市を訪問してまいりました。リッチモンド市では、市長及び市議会を表敬訪問し、姉妹都市提携の覚書を更新するための調印式を行いました。また、両市の野球少年団の交流事業に参加したほか、クリテリウムや世界盆栽大会の開催、さいたま市の伝統産業など、本市の活動や魅力を積極的にＰＲしてまいりました。今回の訪問をきっかけとして、両市の友好親善をより発展させていきたいと考えています。
　また、併せて、ボルチモア市を訪問し、先進事例や再開発地区の視察をしてまいりました。ボルチモア市では、市民からの要望を受け付けるシステムや、統計データを活用して課題解決を行う仕組み等、「シティスタット」と呼ばれる先進的な取り組みを実施しております。こうした取り組みにより、職員の意識改革や業務のスピードアップ、行政コストの削減につながっているとのことでした。今後、さいたま市でも取り組めるものがあれば、参考にしていきたいと考えています。

　「2014ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」につきましては、7月28日に第3回実行委員会を開催し、レース内容やテレビ放映など、大会の概要が固まってまいりました。
　今大会では、コースの周回距離を1周約3．1キロメートルに延長するとともに、さいたまスーパーアリーナのコミュニティアリーナ内をコースの一部として設定しました。レースについては、昨年のポイントレースに加え、一定選手が周回ごとに脱落していくエリミネーションレースを新たに採用し、その後に、全選手が参加してのメインレースを行うことになります。前回大会にも増して、レースの魅力が高まるものと思います。テレビ放送については、テレビ東京系列での録画放送、ＪＳＰＯＲＴＳとＪ：ＣＯＭでの生放送を予定しています。
　今年も、「サイクルフェスタ」や「さいたまるしぇ」を同時開催し、多くの皆様が楽しめるイベントにしてまいりたいと考えています。また、オフィシャルグッズの販売やオフィシャルサポーターの募集も行ってまいりますので、市民の皆様方のご協力をお願い申し上げます。

　まだまだ残暑厳しい日が続きますが、熱中症や交通事故、水の事故などに十分ご注意をいただき、残された夏を楽しくお過ごしいただきたいと思います。

　さいたま市長　清水　勇人