市民の皆様へ（平成26年11月13日）

　皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。

　10月25日に開催いたしました「2014ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム　presented by ベルーナ」は、晴天に恵まれ、会場であるさいたま新都心周辺は、多くの観客の熱気に包まれました。

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　クリテリウムレースでは、さいたまスーパーアリーナ内を通過するコースが設定され、ツール・ド・フランス2014で活躍した世界の一流選手と国内トップ選手による、スピード感と一体感あふれるレースが繰り広げられました。また、沿道を埋め尽くした多くの皆様にも、本場フランスの感動と興奮を味わっていただくことができたものと思います。
　大会の様子は、地上波や衛星放送でテレビ放映されたほか、世界100カ国以上にも配信されるなど、多くのメディアに取り上げていただきました。「スポーツ先進都市さいたま市」を国内のみならず世界へ向けて広くアピールすることができたことは、本市のシティセールスや都市ブランディングの構築を推進していく上で、大きな効果があったものと考えております。
　また、同時開催いたしました、さいたま自慢の地元グルメやフランスの食が一堂に会した「さいたまるしぇ」や、さいたま新都心駅東口で行われた自転車関連イベント「サイクルフェスタ」も、サイクルファンのみならず多くのお客様で大変賑わい、地域におけるスポーツ振興や市内経済の活性化に寄与することができたものと思います。
　大会を無事成功させることができましたのも、多くのボランティアの皆様をはじめ、協賛企業各社、オフィシャルサポーターズの皆様、そして市民の皆様のご理解とご協力によるものであり、深く感謝申し上げます。
　さいたま市では、環境にやさしく、健康増進や災害時にも役立つ乗り物である自転車を活用したまちづくりを推進しております。皆様には、引き続き、自転車のまちづくりにご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

　また、10月26日から11月1日まで、今年、姉妹都市を提携してから35周年を迎えたメキシコ・トルーカ市を訪問してまいりました。今回の訪問では、トルーカ市長と意見交換を行い、両市が交流強化に向け取り組んでいくことを確認し、姉妹都市覚書の更新調印を行ったほか、トルーカ市内にある浦和公園で行われた記念プレートの設置式にも参加しました。
　今回の訪問は、両市の友好親善をさらに深め、より実りの多い交流へ発展させる重要な契機とすることができたものと考えています。

　最後に、朝晩は冷え込む日が多くなり、季節は冬へと向かっております。皆様には、健康にご留意いただき、風邪などお召しにならないようお過ごしいただきたいと思います。

　さいたま市長 清水 勇人