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更新日付:2015年8月31日 / ページ番号:C043133

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

市民の皆様へ(平成27年8月7日)

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 皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。

 夏本番を迎え、日本各地では連日猛暑日を記録しております。市民の皆様には、外出時だけでなく屋内でも、エアコンの適温利用やこまめな水分補給などの対策を行い、熱中症予防に心掛けてください。また、水の事故や交通事故などにも十分にご注意をいただき、残された夏を楽しくお過ごしください。

 さて、今年も10月24日(土)「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」をさいたま新都心周辺で開催します。さいたまクリテリウムは、日本に自転車文化の種を蒔きたいという思いをもって、2013年から実施しており、本場フランス以外では、さいたま市でしか見ることの出来ない自転車競技です。本市にとっても、自転車のまちづくりやスポーツ振興のシンボルとなるイベントであり、


2013年さいたまクリテリウムに出場したルイ・コスタ選手 画像をクリックすると動画がスタートします(新しいウィンドウが開きます )

都市イメージの向上はもとより、地域経済の活性化や日本の自転車文化の醸成にも大きく貢献していると自負しています。
 さいたまクリテリウムには、その年のツール・ド・フランスで活躍した世界の一流選手と国内のトップ選手が集結し、市民の皆様だけでなく、全国からも多くの方々が来場され、毎年大変な賑わいを見せています。
 昨年度は、10万3千人もの方が会場を訪れ、興奮と感動の1日を体感されました。またレースの様子は、市内2カ所に開設したパブリックビューイングでも約4万人の方が観戦されたほか、テレビ等を通じて、国内だけでなく、世界121の国と地域でも放送されました。


 今年は、スタート/フィニッシュ地点を変更し、より多くの皆様に興奮と感動を伝えられるコース構成としました。また、昨年同様のクリテリウムレースに加え、個人タイムトライアルレースを新たに設定しましたので、様々なレース形式をお楽しみいただきたいと考えています。会場周辺では地元さいたま市とフランスの食の祭典である「さいたまるしぇ」のほか、自転車関連企業のブース出店やステージイベントが行われる「サイクルフェスタ」も同時開催しますので、お子さんからお年寄りまで、幅広い年齢層の方が楽しめる場となっています。
 この大会開催による昨年度の経済効果は約28億5,600万円となり、テレビや新聞、雑誌等のメディアへの露出による広告換算値は、約9億5,500万円でした。一昨年の初回大会と合わせて、これまでの経済効果は約58億8,500万円、広告換算値は、約21億6,800万円にものぼっています。今大会においても、昨年度以上に企業や関係団体、地域の皆様と協力しながら準備を進めていき、より多くの皆さんに感動と興奮、そして夢を与え、その様子を市民の皆様だけでなく、全国や世界にも発信していきたいと考えております。


 こうした国際的なイベントを通じた「スポーツのまち」としてのブランド化は、さいたま市が「選ばれる都市」へと成長する足がかりであると同時に、さいたま市が抱える課題を解決する手がかりでもあると考えています。スポーツの普及は健康増進、医療費の抑制などにも、重要な役割を果たすでしょう。また、自転車利用者やウオーキング人口が増えれば、車の利用を抑制することにもつながり、環境に優しい社会の実現にもなります。
 何よりも、スポーツは地域や仲間同士のコミュニティの再生や活性化に重要な役割を果たすと考えています。スポーツを通じて得られた人と人との絆は、社会の中での充実感や大きな生きがい、しあわせの実感に結びついていくと考えます。私たちが目指す「スポーツのまち」は、市民のみなさん一人ひとりがスポーツを通じて生きる喜びを感じる「しあわせ実感都市」でもあるのです。市民の皆様には、さいたま市が取り組むスポーツのまちづくりに、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

 さいたま市長 清水 勇人

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電話番号:048-829-1014 ファックス:048-833-1578

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