市民の皆様へ（平成28年7月22日）

　皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。

　7月も後半に入り、いよいよ夏休みシーズンの到来です。
児童・生徒の皆さんには、長い休みを利用し、いろいろなことにチャレンジし、有意義な夏休みを過ごしていただきたいと思います。

　夏休みにぜひ取り組んでいただきたいことの一つが読書です。読書は、時間や場所を飛び越えて、さまざまなことを経験したり、登場人物の気持ちや筆者の考えに触れることで、自分を豊かにしてくれます。私自身も、中学生のころに読んだ「坊っちゃん」や、高校生のころに読んだ「世に棲む日日」、「竜馬がゆく」など、思い出深い大切な本があります。皆さんも、長い物語の読破や、初めてのジャンルの本などに、ぜひ挑戦してみてください。
　さいたま市の図書館では、「夏休み子ども読書マラソン」など、夏休みならではの企画で、本に親しむ機会を提供しています。また、中央図書館では、夏休み期間中の中・高校生を対象に「さいたま・ライブラリー・サポーターズ（通称：リブサポ）」や、知的書評合戦ビブリオバトルの第3回目も開催します。
　
　さいたま市は一人あたりの貸し出し冊数が日本一の読書のまちです。児童・生徒の皆さんには、この夏、大いに図書館を活用していただき、一生の宝物となる読書体験をしてくれることを心から願っています。

　さいたま市長 清水 勇人