“絆”現場訪問（12月14日 こびとの森保育園）

　南区にあるこびとの森保育園を訪問しました。
　平成17年に開園した保育園で、子育ての喜びや苦悩を語り合える地域の子育て支援センター的役割をめざし、3歳からの就学前教育は、幼稚園教育要領を考慮し、社会科体験や自然体験など、より充実した保育を実施しています。

　当日は、園長のご案内により、各歳児の保育室を見て回った後、毎月実施している避難訓練に参加しました。
　先生方は、園児数の確認、被害状況の確認、けが人の有無など、終始冷静に対応しており、子どもたちも混乱せずに安心して避難していました。
　東日本大震災以来、地震発生回数が増加しており、このような避難訓練の必要性を強く感じました。

　園長の説明では、園長自身の幼稚園教諭の経験から、教育にも力をいれており、園の方針として、体験の場から学ぶことを重視しており、筍掘りや芋掘りなど、園外での活動も積極的に行っているそうです。
　また、児童の処遇を改善するため、保育士の増員を図っていきたいが、現状では保育士の確保が容易ではないとのお話を伺い、私もその現状は認識しているうえで、九都県市首脳会議でも要望をしている旨お答えいたしました。　

　さいたま市は、子どもを安心して育てられる環境づくり、羽ばたく子どもが持てる力を最大限に発揮できる、健やかな成長を支える取り組みを推進していきます。