“絆”現場訪問（11月25日 NPO法人 彩星学舎）

　浦和区にある特定非営利活動法人彩星学舎を訪問しました。
　こちらは、不登校や発達障害、精神障害などを持つ子ども、青年たちに開かれた「学びのコミュニティー」として、平成11年4月にフリースクールとして開設されました。

　当日は、地域の皆さんにフリースクールを理解してもらうため毎年開催している「地域交流バザー」が行われていました。このバザーは、フリースクールに通う子どもたちが、物品提供の依頼、催しの宣伝、会場設営、商品の取り扱い、来客への対応などを通して、地域社会との関わり、他人とのつながりを直接体感できるイベントで、地域の方々にとりましても、子どもたちと触れ合う良い機会となっているそうです。

　商品を売るための口上や大きな声で「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」とあいさつする子ども達を見て、対人関係が苦手な子どもたちが苦手なことを克服し、真摯にバザーに取り組む姿にたいへん感心いたしました。

　学舎からは、学校教育以外にも、さまざまな教育の場があって、うまく連携して子どもたちをケアしていきたいとのお話がありましたが、まさにそのとおりで、学校、家庭、地域それぞれが連携して、子どもたちが健やかに成長できる取り組みを推進していきたいと思います。