“絆”現場訪問(7月1日 避難場所運営訓練 七里小学校)
見沼区の七里小学校で行われた避難場所運営訓練を訪問しました。
「東日本大震災」を教訓に、さいたま市地域防災計画の見直しを行い、避難場所の開設・閉鎖の権限が各区の災害対策本部に移管されたことから、見沼区が他の区に先駆けて、見沼区災害対策本部設置及び見沼区内避難場所運営訓練を実施したものです。
7時の地震発生を想定し、その直後から避難場所が設置され、避難者の受付が開始されました。受付により作成された避難者カードは、避難者の所在を確認するためにもたいへん重要なものであり、先の震災でも重要な情報になることが証明されています。
参加者から、先の震災でも問題となっていた在宅避難者や自家用車で避難生活を送られている人への救援物資の配布方法や周辺店舗との連携についてのご意見をいただきました。
食糧班は、アルファ米と豚汁の炊き出しを行い、私も試食をさせていただきました。
給水支援訓練では、水道局職員が災害用貯水タンクからの給水実演を行いました。避難者から水質についての質問があり、「貯水タンクは水道管と直結しており、常に循環しているので、通常の水道水と同一の水質である。」との説明を受け、質問された方やそれを聞いていた参加者はとても安心していました。
被害や混乱を少しでも和らげるためには、日頃からこうした訓練を行っていくことがとても重要であることを再認識させられました。
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