“絆”現場訪問（12月26日　第9回数学チャレンジカップ）

　埼玉大学で開催された「さいたま数学チャレンジカップ」を訪問しました。

　さいたま数学チャレンジカップは、今年度で第9回を迎え、さいたま市立中学校、埼玉大学教育学部附属中学校、ルーテル学院中等部の2年生の中から、希望者が参加し、数学の問題にチャレンジすることを通して、数学の美しさや楽しさを味わうという取組です。今年度は、51校の中学校から98名が参加していました。

　この日参加した生徒は、チャレンジ問題に挑戦したり、さいたま市立大宮北高等学校の先生による特別授業を受講したりしました。特別授業では、トランプゲームの必勝法を数学的に考える問題に取り組み、大宮北高等学校理数科の高校生にアドバイスを受けながら、他の中学校から参加した生徒と考えを出し合っていました。

　今後も、多くの中学生が、数学を考える楽しさを味わう機会として大会が続いていくことと、将来、大会参加者の中からめざましい数学の発見をする数学者が現れることを期待しています。