“絆”現場訪問（9月27日　県立浦和工業高校避難場所運営訓練）

県立浦和工業高校で行われた桜区の避難場所運営訓練会場を訪問しました。

この日は桜区内6か所で一斉に訓練が実施されており、浦和工業高校では100人を超える地域の方々が参加されていました。ちょうど図上訓練を行っており、会場の4か所のテーブルに避難場所の拡大図面を広げ、参加者はこのテーブルを取り囲んで活発に議論をしていました。「避難場所に95歳の高齢者が避難してきました！」「避難者がペットの犬を連れています！」「新聞記者が避難者にインタビューしたいと言っています！」などの課題が次々と出され、参加者たちは状況を考え、知恵を出し合いながら対処していました。

東日本大震災では、避難所で様々な問題があったと聞いています。そうしたことを考えると、私は、地域でこうした図上訓練を行うのは大変画期的で素晴らしいと感じましたし、参加者の皆様にとっても、とてもよい経験になったのではないかと思います。

そして、今回の訓練をきっかけとして、支えあう地域の「絆」をこれまで以上に大切にしていただきたいと思います。