“絆”現場訪問（3月3日　オリジン電気株式会社）

　本市に立地したオリジン電気株式会社を訪問しました。

　同社は、日本で“電源3社“と言われる電源機器大手の1社です。半導体デバイスや精密機構部品、システム機器、自動車の内装用塗料なども手がけ、アジアを中心に海外にも展開するグローバル企業です。同社は昨年11月、本市の企業誘致活動によって東京都豊島区から本市に移転して来られ、本社機能はさいたま新都心に、研究開発機能は桜区内に立地しています。

　私が訪問した新たな研究開発拠点は、部門間の連携強化による相乗効果を目的の1つとして、コミュニケーションの取りやすい、オープンなオフィスづくりに工夫を凝らして建設されたそうです。研究開発本部長からは、「今後は新規分野への参入を含め、さらなる成長を目指したい」との言葉をいただきました。私からは、「さいたま医療ものづくり都市構想」や「さいたま市リーディングエッジ企業認証支援事業」など、本市の成長産業支援の取り組みなどをご紹介しました。

　同社のように、ものづくりの最先端を走り、グローバルに展開する企業を市内に誘致することや、その成長発展を支援することは、地域経済の活性化等につながる重要な取り組みです。オリジン電気株式会社が、今後も本市を拠点としてますます発展され、地域経済の牽引力となっていただけることを期待しています。