“絆”現場訪問（6月25日　春岡小学校避難場所運営訓練）

春岡小学校の避難場所運営訓練を訪問しました。

同校の訓練は、この日見沼区内20か所で一斉に実施されていた訓練の一つで、避難場所運営委員会や自治会の方々を中心に、各訓練に真剣に取り組まれておりました。

当日の様々な訓練の中で、特に印象に残ったのは、HUG訓練でした。HUG訓練とは、H=避難場所、U=運営、G=ゲームの頭文字で、避難者の年齢や性別のほか、それぞれが抱える事情が書かれたカードを避難所に見立てた平面図に配置することで、そこに何人入れるのか、どの場所にどのような事情の人を配置するのが適切かなどを学ぶものです。また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかも模擬体験することで、避難所の運営を学ぶものです。

先の熊本地震からもわかるように、災害はいつどこで起こるかわかりません。こうした訓練によって、地域の”共助”が深まり、地域防災力の更なる向上に結び付くことを期待しています。