“絆”現場訪問（7月1日　未来（みら）くる先生ふれ愛推進事業（岩槻小学校））

岩槻区にある岩槻小学校を訪問しました。

この日、岩槻小学校では、福祉教育ボランティアの水出智津（みずいで ちづ）さんを講師にお招きし、4年生を対象に、福祉についての理解を深める学習が行われました。

水出さんは、子どものころに視力を失ったそうですが、今では、お子さんを育てながら、ご家族や盲導犬アニーと元気に暮らしていらっしゃいます。この日も、実際に包丁を使って野菜を切る様子や、アニーが介助してくれる様子などを、実演を交えながら紹介してくれました。水出さんは、「自分自身が、何事もあきらめず練習したり、家族や先生に様々な事柄を教えてもらったりしたことで人生が楽しくなった。みなさんも、やさしい心で友だちに接してほしい。」とお話しをされていらっしゃいました。

さいたま市は、政令指定都市で初めて、ノーマライゼーション条例を制定した都市です。水出さんのお話を伺って、これからも、みなさんと一緒に誰にとっても住みやすいまちをつくり上げていきたいと、思いを新たにしました。