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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C020472

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(平成24年6月27日)

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今回の“絆”ミーティングは、区の最前線において、区政情報発信を担当している各区のコミュニティ課広報担当職員を集め『広報で工夫していること』をテーマに開催しました。
はじめに市長から「昨年3月にさいたま市PRマスタープランを策定したところですが、さいたま市の情報がまだまだ伝えきれていないところがあるようです。もっといろいろな形で区の良さをPRしたり、市の情報を区民に伝える必要があると思います。区役所が一番市民に密着していて、自治会等、各種団体とのつながりのあるコミュニティ課の皆さんの力が大変重要です。今日は、さいたま市の良さや、やろうとしていることをどのように市民の皆様に伝えていけるかについてお話を伺っていきたいと思います」とのあいさつがありました。

職員に囲まれる市長

職員からの主な意見

  • 広報作成に関し、留意するところは何のために広報を出すのか、自分が一市民として広報を見てどう感じるのかを意識して作る必要があると考えています。街中で意見を聞く必要もあると思っています。
    専門誌のような特殊記事でないと、なかなか読んでもらえない現状から、もっと工夫が必要だと思っています。7月号から地域振興を鑑み、お店紹介を取り入れ区民の気を引くような内容を心がけています。
  • 北区では区報の表紙に大宮盆栽美術館所蔵の名品をシリーズで紹介していますが、これは区民の方々に盆栽について愛着を持っていただくことと、美術館に足を運んでいただきたいという思いからです。
    また、区のホームページの有効性を実感しています。そのためには技術を要しますが、やはり、ホームページの即時性は魅力だと思っています。たとえば平成24年3月に北区で緑のカーテン事業のプランターを利用して菜の花を咲かせました。その様子を毎日、区のホームページのバナーに開花までほぼリアルタイムで広報しました。このことで市民の方に大変な好評を頂きました。
  • 市報全体のお話をさせていただくと、市報自体を見ない方があるのも現実。であれば、ほかの手段でPRをしていかなくてはならないと思っています。広報にお金をかけるのは難しいと思いますので、お金をかけない努力も必要だと思っています。今後は、様々な情報を様々な媒体で広報していかなければならないと考えています。
  • 広報に関して一番重要なのは写真だと思います。文章だけだと人を引き付けることができないと思いますので、まず写真を見ていただき気を引いてから文章を読んでいただく順序があると思っていますので、写真の撮り方を重視しています。
    見沼区ホームページでは『自然を知ろう』と特集を組んで、外にカメラを持って出かけるようにしています。そして極力、カメラを持った人に話しかけるように心掛けています。そうすると被写体、撮影ポイント等の有益な情報を教わることがあります。
  • 広報で工夫をしていることは区民の皆さんにできるだけ関心を持っていただけるように読みやすく分かりやすい広報誌の作成を意識しています。内容の充実を図るため、区民の方の目に付きやすい前のほうのページにその月の目玉記事を掲載するようにしています。
    イベント記事ではイメージしやすいように写真を多く掲載して、区内で行われるイベントは積極的に参加して撮影をしています。10月号から表紙をリニューアルして中央区の花であるバラを紹介しようと考えています。そうすることで区民の方に、より詳しくバラについて知ってもらい、親しみを持ってもらおうと考えています。
  • 区報を作る上で、意識していることはトップ記事には桜区として今月一番伝えたい情報をもってきています。区報を作る際には地域団体と連携して情報を貰い、毎月、交通安全・防犯標語を盛り込むようにしています。同区にある大学情報や、浦和西警察と連携して得た情報を掲載することも有ります。
    「載るかもしれない」と声を掛けて、ファンを増やす意識もしています。区民の生の声をなかなか聞く機会がなくても、情報発信だけに捉われず、区民の方はどういった情報なら見るのか、欲しい情報は何か?を常に意識するようにしています。
  • 広報で工夫していることは、区の将来像を賑わいと文教の調和する緑豊かなまちとする区長マニフェストに資する情報発信と、地域への愛着の醸成、この2点を指針として広報をしています。区の特色である文教の観点からシリーズで歴史ある浦和のまちの今昔の写真を掲載しています。浦和は絵画でも歴史がありますので、文教のまちの地域愛着の醸成の観点で取り上げていきたいと思います。
    FM浦和と委託契約して浦和区の情報を放送しているところです。また、ガイドマップに自治会区域、応急給水所を表記しました。そんな中、ある自治会長さんとお話する機会に、このガイドマップをお配りしたところ、大変喜んでいただき好評をいただきました。そんな細かい部分にでも目を向けることが重要ではないかと思ったところです。
  • 区報の意義は、全戸配布の性質から誰にでも分かりやすいものの提供が本分。内容の工夫として、各課から記事の提供を受ける際は、区民にできるだけ分かりやすい表現に直しています。地域固有の情報発信により愛着を持ってもらうことが重要だと思います。
    表紙は引き付けるような写真を心掛け、その撮影場所に行っていただくために、その場所を手書きマップで紹介しています。転出入の多い区であるという特性から区に愛着を持ってもらいにくいので、季節に応じて訪ねていただきたい場所を表紙掲載しています。また、ひまわりを区役所の周囲に植栽し、ホームページでリアルタイムに更新しPRすることで更なる愛着を持ってもらおうと思っています。
  • 区版の表紙にヌゥのイラストを大きく使い、イベントを告知する方法を2年前からで使っています。ヌゥのPR、インパクトもあって区報を手に取ってもらう機会が増えるのではないかと思っています。区オリジナルのヌゥを作成し活用しているところです。1月に凧作り凧揚げ大会がありまして、子供たちが作ったヌゥの凧を見たときはうれしく思いました。
    緑区内約45,000世帯に届けられる区報の作成に携わっているのは、私にとっていい経験になっているとともに責任の重大さを感じています。今後の区報は、区民に緑区特派員になってもらい身近な、まちネタを紹介するコーナーを作って、より身近に感じられる紙面にすることを考えております。
  • 区民に情報発信する前提として考えていることは、受け手側の区民の状況に配慮することで、一つはITを活用した情報発信へ更なるシフトチェンジが必須だと思っています。これに対し岩槻区ホームページでは掲載する写真を頻繁に更新して、紹介しています。
    私が今の課に配属になって驚いたことなのですが、電話での観光に関するお問い合わせが多いことです。これを上手に使うことで、区のアピールにつながるものと思っております。

市長からは、「メイン媒体としては区報、ホームページがありますが、ほかにも伝え方はいろいろあります。区民に必要な情報をどのように提供して、どのように知ってもらうか積極的にやっていく役割があると思います。また、区に対する愛着を持ってもらえるような情報、行事、風景を情報発信してもらいたい。この2つを目標にしながらやっていただきたいと思います。今までの行政は、市報、ホームページに載せることで情報発信したと思っていました。でも実は行政側が発信しているだけで、本当は受信されていないと思っています。知恵を使って、プレスリリースをしたり、メディアを活用することもすべきだと思います。また、ラジオは全市的に情報を持ち込めば対応してもらえるのではないかと思います。利用できるメディアを洗い直してみるのも手ではないでしょうか。肝心なのは知って貰うことだと思っています。区は顔が見える人に情報を流せるので、常に情報発信して欲しい。口コミでの情報発信も重要であると思いますし、皆さんは、区報を作ることだけが仕事ではないということを認識して欲しいと思います。さいたま市は、いいイベントが多いのに知られていない現状がある。皆さんの地域の、区の思い入れが発信力につながっている。各区のいい情報を発信する方法は無限大。工夫して一人でも多くのファンをつくれるといいと思います」とのお話がありました。

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