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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C017857

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(平成24年1月26日)

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今回の“絆”ミーティングは、政策形成実践研修修了者が参加し『政策提案の過程を学んで得たもの、今後の活かし方』をテーマに開催しました。
はじめに清水市長からは、「発表会ではいい提案を沢山出していただき、普段から思っている課題を何とか解決したいとの思いが感じられました。今回は研修でしたけれども、本当に実現したいと思ったら、後はもう熱意しかないと思います。どうやったらできるのか、さらに知恵を絞ったり、仲間を増やし知恵をもらったりしながら、取り組んでいただきたいと思っています。現場からいろいろな声が出てくるのが重要で、研修に終わらせず、どんどん実現していただきたいと思います」とのあいさつがありました。

出席職員と市長

職員からの主な意見

  • 間近に迫った超高齢社会の到来と生活が多様化する中で地域のコミュニティが希薄になるという状況に着目し、それを解決すべくコミュニティビジネスという方法を使ってコミュニティ構築、社会保障制度を補うための収入確保といった目的の提案をしました。福祉に携わる私たちには、コミュニティビジネスは難しい領域でしたが、資料を基に一から勉強することができました。
  • 上層部の方からお話を聞いた際、政策を考える上では逼迫している財政や地域活動の活発化を考慮する必要性があると伺いました。健康寿命が延びれば医療経費等を抑えられるし、地域が強ければ虐待がある家庭の早期発見とか、犯罪の抑止に繋がると思いました。
  • 今回の研修で学んだ一番の点は大きな視点で物事を考えるようになれたことです。現場の前線で働いていると、個人のスキルを上げることに興味があって、組織間でどう対応していくのか、戦略的にどうして行くのかは上の人が考えることだと、自分で変えようとは思っていませんでした。この研修で、メンバーと話し合っていく中で、やはりそれでは駄目だと、自分たちからどうしても動いていかなくてはいけないと感じました。
  • 「部局を超えた連携」は心理職に限らず、ほかでも課題になっていて、非常に難しい課題だと改めて思っています。これからやっていくべきことはとても多いと思っているのですけれども、相談業務は市民の死に直結するところでもありますので、これからいろいろなことに取り組み、成し遂げて行きたいと思っています。
  • 異動はデメリットを感じたりしますけれども、異動したことで他の組織がよく見えてきたりもします。それぞれが持っているスキルを市全体で活かしていける形をつくることにより、逆にそれが強みになるのではないかと思っています。
  • 研修でチームワークの大切さを学びました。普段は一人ひとりがそれぞれ自分の担当を持っていて、バラバラに動いている感が強く、なかなか横のつながりが無かったのですけれども、今回は班の中でいろいろ話ができました。みんなと力を合わせてやっていくのは素晴らしく、自分が思っていなかったようなアイデアもいろいろと出てきて、すごくいい経験になりました。今後の業務でも活かして行きたいと思います。
  • 元上司から、主任になったのだからやってみないかと誘われ、また自分でも主任になってから1年ちょっと経っていて何か出来ることがあるのではないか、自分を変えたいという気持ちで参加させていただきました。はっきり言えば難しかったです。市長が、最終的に事業をやるためには熱意が必要だと言われました。研修発表会の前日の練習でも、先輩から、要は最後に伝えられるのはお前の情熱だと言われました。確かにそうだと思っています。
  • 採用されてからずっと現場対応をしてきて、市民のためにというのがもちろん第一にあります。事故や火災、救急で苦しんでいるといった方を如何に早く助けられるかというところに重点を置いて業務をしてきたのですけれども、政策形成で消防として市民のために何ができるかを考えた時、潜在的にまだ声になっていないけれども絶対市民はこういうことを望んでいるというものを分析し、拾い集め、形にして、イニシアティブをとって、市が動いていかなくてはいけないと教わり、改めて市民の視点というものを考えることができたと感じています。
  • 難しいテーマに向かって班の全員で意見を出し合い、切磋琢磨して話し合いをすることの大切さと難しさを、研修を通して実感することができました。これまで政策提案をする部署にいなかったので、最初はピンと来なかったのですけれども、研修を通して、時代を読んで政策を決定していくことの大切さや実行していかなければいけないということを学びました。最初は本当に難しくて、大変で嫌だという気持ちが大きかったのですけれども、最後はものすごい達成感で、この研修に参加できて良かったと思っています。
  • 判定がしづらい景観啓発の成果の測り方を検討していく中で、小学校に出向き、どういう連携が図れるか話合ったことが難しかったです。一つの部署ではできないので、どの程度の話し合いをし、どのような形でこの業務が遂行できるのかというものが研修を通して学べたと思います。

最後に市長から、「“大きな視点”、“チームワーク”、“他部局との連携”といった、いくつかのキーワードがありました。それぞれが本当に大切だし、意味があります。目的は何なのか、どういう課題があって、それをどういう方法で解決できて、できたらどういう効果があるのかといったやり方は、日常的にも一番重要な視点です。単純にすぐ効果が出ないものや、効果の測定がしにくいものをどう測るか。どういうことで見れば判るのかも含めてやっていかないと、その政策が本当にいいのか検証ができてこないと思います。常に、きちんと検証しながら、課題があれば、やり方を変えるとか、あるいは政策を変えるとか、事業を変えるということも含めて、解決していくといったことを実際にどう仕事の中でやっていくかがむしろ重要です。研修で終わらせずに、是非取り組んでいって欲しいと思います」との話がありました。

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