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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C018101

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(平成24年1月17日)

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今回の“絆”ミーティングは、地域のスポーツ少年団の指導者として活躍する職員を対象に「スポーツを通じた青少年育成や地域活動について」をテーマとして開催しました。
はじめに清水市長から、「多くの職員の方々が、地域の活動に貢献し、子供達を育成していることを大変嬉しく、心強く思います。スポーツ少年団の重要性はいうまでもありませんが、子供の健全育成にとっても、地域の絆をつくっていくという上でも大変重要な役割を果たしてくれていると思います。今日は少年団を通しての地域活動のこと、仕事との関係についてもワークライフバランスの観点から話をしていただければと思います」とのあいさつがありました。

職員に囲まれる市長

職員からの主な意見

  • 育成方針は、目先の勝敗にとらわれず、ゴールデンエイジと呼ばれる少年達が、この年代で習得したほうが良い技術を優先して指導しています。夏季合宿や他県とのホームステイでの地域交流。それ以外にも運動会やクリスマス会、また、カレーパーティや親子サッカーなど、学校や学習塾では体験できないことを実施しています。スポーツを通じて、子供達に達成感や充実感を味わせてあげることで、生きる力を少しでも伸ばせてあげるお手伝いができればと指導しています。
    魅力ある少年団づくりとして、子供が元気にボールを蹴っている姿を、親や兄弟、おじいちゃん、おばあちゃんまでもがグラウンドに来ていただき、その姿を見ていただく、そして椅子に座ってお茶を飲みながら歓談をする。そういった雰囲気づくりを大切にしています。
  • 活動していく中で、指導はもとより、審判の資格を取得し、そちらも併せて勉強しています。指導方針は、子供達が明るく、元気に成長していく手助けをしてあげたいと考えています。スポーツ少年団として活動していますが、スポーツだけでなく、あいさつ等の礼儀や活動させてもらって保護者に対する感謝の気持ちを持てるように丁寧に指導しています。
    また、団活動以外での悩み事などについても相談に乗り、スポーツ以外の指導にも心掛けています。
  • スポーツの普及と強化と青少年の健全育成の三つを絡ませて、子供達の健やかな成長を目指しています。技術が優れていても、心の部分をきちんと指導しないと、勝利を収めることはできないため、競技スポーツの魅力の一つである勝利という目標を掲げて、心の健全化を図っています。
    少年団の特徴として、親子で密接に関わりあえるというのが、すばらしい特徴の一つだと思います。
  • 競技スポーツを強くすることだけが最終目標ではなく、スポーツを地域の文化として密着したコミュニティのツールのひとつとして育てていくことを最大の目標としています。また、スポーツをする上で「リスペクト(RESPECT)」という言葉を使いますが、感謝するという気持ちを忘れないでほしいということと、礼儀が儀礼でなくなるように、指導者に言われたから挨拶ができるのではなく、感謝の気持ちがあるので挨拶ができるように教えています。
  • こども会活動から生まれたスポーツ少年団ということもあり、スポーツだけでなく、地域の活動にも積極的に参加しています。指導方針は、技術面だけでなく、子供の健全な育成に力を入れて、勝負にこだわらず、楽しむことを第一に考えています。
    また、ワークライフバランスの視点で考えますと、仕事から離れたところで、地域のことを保護者や指導者の方々と話し合い、相互の親睦を図ることができ、充実した日々を送ることができます。
  • さいたま市スポーツ少年団本部と埼玉県本部の方で協力しています。子供と接することより、指導者の方とお話させていただく機会が多くなっていますが、今は、指導者の方々にスポーツ少年団の理念の再認識を特にお願いしているところです。少年団の創設当初は、「子供達にスポーツの喜びを与えること」、「スポーツを通じて子供の心と体を育てる」という二つの理念をもって活動してきましたが、日本スポーツ少年団、埼玉県スポーツ少年が創立50周年を迎えるにあたり、「地域づくりに貢献するスポーツ少年団でなければいけない」ということを一つ付け加え、地域に密接した形の活動をお願いしたいとお話させていただいています。子供達の健全育成というのは大きな問題ということを認識し、子供達に笑顔をもってのびのびと生きてほしいというのが根本にあり、そういった活動をしています。
  • 年間の大きな行事として、合宿や他県とのホームステイ交流があり、スポーツだけでなく、レクリエーションや地元チームとの交流も実施し、保護者と離れて過ごすことで、その中で自立した心とチームワークを養っていきたいと考えています。また、昨年5月には、被災地の仙台市若林区の少年団を招いて、スポーツ交流を行い、スポーツをする喜びを改めて認識できました。急な企画で慌ただしい中での活動でしたが、学校や保護者の方の協力がなければ実現できなかったと感じております。
    今後の目標としては、大人になっても少年達のホームグラウンドとしてずっとあり続けたいという気持ちが強く、地域に助けてもらうだけでなく、どのように貢献していけるかを考えていく必要があると思います。
  • 団活動の特徴として、保護者を交えて、田植えや稲刈りをしたり、合宿でじゃがいもを収穫したりしています。他にも潮干狩りやスキーに行ったりしていましたが、最近では、勝つために練習をすることがメインになり機会が少なくなってしまいました。スポーツ少年団というより、クラブチームに近くなってきているのが少し残念ですが、基本方針としては、スポーツを通じて、地域の子供達の健全育成であります。

最後に清水市長から、「さいたま市の大きな力のひとつとしてスポーツというは大変重要だと思います。スポーツ少年団は、少年時代に体を動かすことの楽しさ、スポーツをすることの楽しさ、礼儀や相手を敬う心等、色々な事を同時に学べる非常にすばらしい場だと思っています。日頃の指導者の方々の努力と保護者の方々が支えて守ってくれている。あるいは地域がそれを支えてくれているということが大きな特徴であり、すばらしいと思います」との話がありました。

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